約 1,823,760 件
https://w.atwiki.jp/studentx/pages/1323.html
スパイダーマン(東映版)/ Spaida-man (アメコミ用語) 放映 1978年5月17日~1979年3月14日 放映系列 東京12チャンネル(現テレビ東京) 放映時間 毎週水曜19 30-20 00 (JST) 話数 全41話 概要 東映とマーベルの協業作第一弾。 日本語を意識した"Spaida-man""Spaidaman"という表記がされることがある。 マーベルの看板キャラクターであるスパイダーマンを、仮面ライダーに代表される東映特撮でつくったもの。 スパイダーマンをアレンジし、さらにヒーローアクションに巨大ロボという要素を加えて、「ヒーローが巨大ロボに乗って最終決戦をする」というフォーマットを確立した。 原作とはかなり異なったストーリーになり、「マーベルが頭を抱えた」とか「二度と放送できない黒歴史番組」とか言われ、アメコミファンならず特撮ファンの間でも一種のネタになっていた。しかしDVD販売やテレビ放送が行われ、日本でも見ることができるようになった。 マーベルでは、主人公の山城拓也を別次元(Earrth-51778)のスパイダーマンとして認知しており、Spider-Verse展開では、ついにコミックスに巨大ロボットのレオパルドン共々登場、レオパルドンは最終兵器の役割を果たした。 1970年後半は、米国でマーベルのTV向け実写特撮映画が多くつくられており、日本とほぼ同時期に米国でもスパイダーマンの実写番組("The Amazing Spider-man"→「ニコラス・ハモンド版」)が放送されている。このためマーベル側も東映作品を日本限定と考えていた節がある。 企画 当時の状況 1970年代に入ると、マーベルはコミックス事業がある程度安定したことを受けて、コミックス・キャラクターの多メディア化推進に力を入れ、スタン・リーはニューヨークから映像の中心地である西海岸へ居を移し、実写映画/TVドラマの制作に注力した。 TVドラマの第一号として”The Amazing Spider-man”を制作、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の子役で有名だったニコラス・ハモンドを主役にした(以下、「ニコラス・ハモンド版」と記載)が、スタン・リーが「スパイダーマンは悪夢」と酷評するような出来だった。しかし、日本ではこれがヒットし、それを聞いたスタン・リーは日本の総代表として活動していたジーン・ペルクに検討をさせた。 当時、マーベルは日本市場開拓をいろいろ行っていた。特に総代表(マーベル・オリエントのCEO)だったジーン・ペルクは、石ノ森章太郎を足がかりに、「フットワークが軽い人」(東映の吉川進 談)と言われるように飛び回っており、東映となんかやろうという関係までもっていった。東映も「うちは出版社じゃないからコミックスは無理だけど、なにかやりたい」と考えていたようである。 また、東映側は、当時の東映の特撮ヒーローもののTVドラマが、ほとんど石ノ森章太郎原案でつくられていることに危機感を抱いており、マーベルのコミックス・ヒーローを使うことを考えていた。 企画 東映の平山亨と吉川進が別々に企画を進めて、上司の渡邊亮徳で(名前を「りょうとく」と読ませ、それにかけて)「両天秤にかけていいとこ取りをする」ような仕事をしていた。 当時、アニメーションのロボットものが流行っており、特撮が苦戦(例えば、1978年はウルトラマン、仮面ライダー、戦隊の各特撮シリーズが放映されていない)。このため上の方から「ロボットを出せ、あとは何とかする」と指示があった。 また放送年は、「スターウォーズ」(現在の「エピソード4」)の日本進出の年であり、SF関連では宇宙ものが多かったことから、スパイダーマン=宇宙人にした可能性もある。 平山の最初の企画案は「超人タケル&スパイダーマン」という題で、アメコミの中から抜け出たようなスパイダーマンが、宇宙人を追って日本に上陸し、「高神(こうじん)タケル」(実は古代日本から現代にタイムスリップしたヤマトタケル)とバディを組んで戦うというものだった。 次の企画は、「スパイダーマンのロボット大作戦」と題し、超人タケルをやめ、日本人の科学者である山城拓也が、ガリヤ星人の能力を偶然受け継いでスパイダーマンになるとした。そしてガリヤ星人の変形ロボット「ガリヤSQ」を登場させた。敵は黒魔術を使う秘密結社「バラ十字団」。 一方で、吉川はすでにつくられていた主題歌(「駆けろ!スパイダーマン」)などから発案した、1時間番組で刑事物に近いストーリーをつくっていた。 最終的な企画書は、「スパイダーマンROB(ロボ)」と題し、ロボットの名前が「ガリヤSQ」、敵が「紅十字団」となっている以外は、実作品と同じ。 なお、最終的に、プロデューサーは平山でなく、吉川が担当した。吉川は本作を高年齢層としており、いたずらに子ども向きにしないなど、「心得」を書いている。 作品の概要 オートレーサーの山城拓也が、練習中テレパシーをうける。次の瞬間上空に巨大な宇宙戦艦マーベラーが飛来し、地上に落下。これを調査するため拓也の父、山城博士が調査団を率いて現場に向かう。 一方、四百年前にスパイダー星を滅ぼし、地球に飛来していたインベーダーの組織、“鉄十字団”もマーベラーの飛来をキャッチしていた。山城博士がマーベラーを発掘した場合に備えて、女幹部アマゾネスとマシーンベム(暴君竜)に博士暗殺を指示した。 拓也はオートレースに参加するため会場に向かったが、再びテレパシーをうけ、マーベラーの調査現場に行き、鉄十字団と瀕死の父に出会う。拓也も鉄十字団に襲われ重傷を負い、毒グモの洞窟に落とされる。洞窟の中には瀕死のスパイダー星人ガリアがおり、拓也にスパイダーブレスレットをはめて、そこからエキスを注入、このエキスの力で拓也は九死に一生得るとともに、スパイダーマンの力を得た。ガリアは故郷スパイダー星の仇を討つために地球にきたが、鉄十字団のわなで洞窟に閉じ込められたことを話し、復讐を拓也に託す。スパイダーマンとなった拓也は、孤独のヒーローとして、鉄十字団と戦う。 スパイダー星人との出会いによりスーパーパワーを得るということに対しては、グリーンランタンのハル・ジョーダンやSHAZAM!のビリー・バットソンとの類似を指摘する意見もある。しかし、ライターは「二重の復讐」(ガリアと父親の復讐)というモチーフを考えており、アメコミとの違いもある。 フォーマット 基本的には、第二次特撮ブーム(いわゆる「変身ブーム」)期の東映特撮を踏襲しているが、若干の変更点がある。 1.フィニッシュ技がなく巨大ロボ戦闘により決着 スパイダーマンでは、巨大ロボットを導入したため、戦いの決着を巨大な敵とロボットで行うこととなった。通常、東映特撮ではフィニッシュ技(例えば「ライダーキック」)が用いられ、後のスーパー戦隊のフォーマットではフィニッシュ技で敵を倒してから巨大ロボ戦に移行する。しかしスパイダーマンでは、フィニッシュ技がなく、ロボット戦に入るという特色がある。これはフィニッシュ技がないためなのか、不明である。 2.登場時の口上 非巨大ロボ戦で見せ場がないためか、登場時に口上を述べ、振りをつけている。後になるとドラマの内容を反映した長い口上がつくようになる。 3.薄いスーツと着用シーン 東映特撮の伝統からいえば、本作のスパイダーマンのスーツは、「戦闘員のスーツ」である。さらに、いわゆる「変身」ではなく、あくまでもスーツを着る(ファスナーを見せて中に入っているということを見せる)という演出になっている。 これはマーベルがよく主張する「仮面の下には人間がいる」ということに沿ったものか不明。 4.スタント 通常、アクションは複数人がスーツを着て行う。しかし本作は、スパイダーマンの独特なポーズ-腰を股深く落として膝を立てる-を、実質、(14話を除き)古賀正弘しかできなかった(他の人がやると格好がつかなかったため)。このためほぼ全作を古賀が担当したので、通例名前の出ないアクション担当としては例外的に、テロップに「スパイダーアクション」として古賀の名前がでた。 スタントに関しては、ほぼ同時期に制作されたニコラスハモンド版を参考に、「これを越えるものを」したらしい。 なおスタン・リーは複数人でアクションシーンをやっていると考えているようだった。 5.レオパルドンと乗用マシン 作品の中核(特に玩具の展開)に位置する巨大ロボ・レオパルドンだが、ソードビッカーという剣を投げることで決着を着けていた。このためレオパルドンよりもソードビッカーの方が強いのでは、という声もある。 本作でレオパルドンの玩具がヒットし、以降スーパー戦隊にロボットの使用が引き継がれる。 またレオパルドンに乗り込むとき、スパイダーマンがスーパーカーに乗るが、仮面ライダーからの伝統であるヒーローの乗用マシンという位置づけと考えられる。 また、日本のヒーローの伝統ということでは、山城拓也もオートレーサーでありバイク乗りである。 スーパーカーに乗るスパイダーマンはアメコミにも描かれている(おもちゃ用につくられる。大抵、途中でやめる)が、「スパイダーマンは高校生の時からスリングで移動しているので、(アメリカでは必需品にもかかわらず)自動車を使う必要性を感じていない」という意見もある。 6.その他アイテム 本作が海外で上映されるとき、まず指摘されるのは「でかいブレスレット」である。実際かなり重く、演技の際にも問題になった。スパイダーバースでも、ちゃんとこのデカイブレスレットを見せて台詞を言わせている。 なお、スーツはブレスレットにたたみ込まれているのが開くというもので、フラッシュのコスチュームとの類似を指摘する意見もある。
https://w.atwiki.jp/comic8/pages/1290.html
スパイダーマンJをお気に入りに追加 情報1課 <スパイダーマンJ> #bf 外部リンク課 <スパイダーマンJ> ウィキペディア(Wikipedia) - スパイダーマンJ Amazon.co.jp ウィジェット 保存課 <スパイダーマンJ> 使い方 サイト名 URL 情報2課 <スパイダーマンJ> #blogsearch2 成分解析課 <スパイダーマンJ> スパイダーマンJの97%は不思議で出来ています。スパイダーマンJの2%は小麦粉で出来ています。スパイダーマンJの1%は時間で出来ています。 報道課 <スパイダーマンJ> 世界的ベストセラー絵本「きみの行く道」をジョン・M・チュウ監督がアニメ映画化 - エイガドットコム ドラマ版「危険な情事」にリジー・キャプランが主演 - エイガドットコム ついにスパイダーマンの世界に殴り込み? 『ヴェノム』最新作が示す「宇宙」の未来 - Newsweekjapan ウェス・アンダーソン「フレンチ・ディスパッチ」メインキャラ12人勢ぞろいのポスター公開 - エイガドットコム 『DUNE/デューン』監督、『スター・ウォーズ』と撮影地が被った時の事前対策が入念すぎる - THE RIVER DC『バットガール』映画版、撮影開始を監督が報告 ─ 『イン・ザ・ハイツ』俳優が主演、J・K・シモンズがジェームズ・ゴードン役再演へ - THE RIVER 「ファンタビ」第3弾、22年4月8日公開! 邦題は「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」 - エイガドットコム 【夕刊】カイエ・デュ・シネマ 、2021年ベスト映画発表/『キングスマン:ファースト・エージェント』劇中曲MV/ドラマ「アソーカ」に新キャスト - THE RIVER 『スパイダーマン』に復帰したJ・K・シモンズ、プロデューサーとあることでバ... - TVグルーヴ・ドット・コム 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』日本語吹替版主題歌がSixTONESの新曲に決定 - リアルサウンド 「スパイダーマン」に登場するタブロイド紙「デイリー・ビューグル」がTikTokアカウントを開設 - IGN JAPAN 『スパイダーマン』美人高校生ベティ、デイリー・ビューグルでインターン開始 公式TikTokも開設(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』新予告編から浮上した5つの疑問を考察 - IGN JAPAN 情報3課 <スパイダーマンJ> #technorati マンガとは マンガの33%は厳しさで出来ています。マンガの30%はカルシウムで出来ています。マンガの25%は元気玉で出来ています。マンガの9%は毒物で出来ています。マンガの1%は月の光で出来ています。マンガの1%は毒電波で出来ています。マンガの1%は魂の炎で出来ています。 28589.jpg?_ex=300x300 s=2 r=1 ヨスガノソラ 春日野 穹 -すくみず 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 ページ先頭へ スパイダーマンJ このサイトについて 当サイトは漫画のタイトル毎にインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ページをブックマークしておけば、ほぼ毎日その漫画のタイトルに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/32454.html
登録日:2015/07/01 (水) 00 36 28 更新日:2024/07/30 Tue 23 53 36 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 2004年 Earth-96283 MARVEL MJマジビッチ SPIDER-MAN 「市民のための」ヒーロー アイデンティティ アメコミ アルフレッド・モリーナ キルスティン・ダンスト サム・ライミ シリーズ最高傑作 ジェームズ・フランコ スパイダーマン スパイダーマン2 ソニー・ピクチャーズ ダニー・エルフマン トビー・マグワイア トリチウム ドクター・オクトパス ニューヨーク ヒーローとは何か 人工太陽 傑作 列車 映画 洋画 破壊屋 神映画 第2作 考えさせられる話 葛藤 蜘蛛男 ◆スパイダーマン2 運命さえも、敵なのか。 偽ることが、愛なのか。 『スパイダーマン2(SPIDER-MAN2)』は04年の米映画。 【概要】 MARVEL社のコミックヒーロー映画『スパイダーマン』に続くシリーズ第2弾。 前作に引き続き、「スーパーヒーローを身につけてしまった普通の少年」の物語としてその続きを描き、今作ではさらに「普通の人間として生きるか、ヒーローとして生きるか」という葛藤を丁寧に描いている。 そのため、人間ドラマとしての面も十分に発揮し、加えてアクションシーンも前作に比べパワーアップしており、特に列車での戦闘は映画史に残るほど。 「続編映画とヒーロー映画の傑作」として名高い。 監督は前作と同じサム・ライミ。 【物語】 グリーン・ゴブリンとの激しい死闘から2年。スーパー・スパイダーの力を得て、ニューヨークの街を守るスーパーヒーロー「スパイダーマン」として生きることを決意したピーター・パーカーだったが、貧乏大学生とスパイダーマンの二重生活に多忙な日々を送っていた。 そんな日々に追われ、離れる決意をした意中のメリー・ジェーンともすれ違いが続き、遂に彼女は他の男性と婚約までしてしまい、ハリーともノーマンの一件でギクシャクしてしまっていた。 焦りと不安に苛まれる中、ある日彼は手首から蜘蛛の糸が出なくなってしまった。 「自分はヒーローでいるべきではないのかもしれない…」そんな疑問に取り憑かれた彼は、遂にスパイダーマンとしての生活を捨てることを決意する。 しかしそんな中、穏やか且つ温厚な性格で、愛妻家な一面もあった科学者のオットー・オクタビアスは核融合の実験に失敗してしまった事で、妻を亡くし、背中に装着していた4本の人工知能搭載アームの制御チップが壊れてしまう。チップを失って、凶悪化したアームの人工知能に思考を乗っ取られてしまったオクタビアスは、実験の再成功のために略奪行為を繰り返す怪人「ドクター・オクトパス」と化してしまった。 彼はスパイダーマンへの復讐を誓うハリーと手を組み、材料と引き換えにスパイダーマンを彼に差し出そうと目論む。 果たして、スパイダーマンと普通の生活、ピーターの選ぶ道は? 【登場人物】 ピーター・パーカー/スパイダーマン 演:トビー・マグワイア/吹き替え:猪野学 貧乏大学生と覆面超人ヒーローの二重生活を送る普通の青年。 スパイダーマンとしての生活のせいでバイトもクビになり授業も身に入らず、スパイダーマンの写真を撮って売り込んでも悪人扱いされ、おまけに大好きなMJへのアピールもできず苦悩の日々を送る。 そうしたストレスの影響で、蜘蛛の糸が出なくなり怪力も失ってしまった。 ヒーローとしての自信を無くした彼は、スパイダーマンスーツを捨て、普通の大学生としての生活に専念するが、そこはヒーローの性で、困っている人を見過ごせなくなり余計苦悩することに。 メリー・ジェーン・ワトソン 演:キルスティン・ダンスト/吹き替え:岡寛恵 ピーターの想い人の舞台女優。 女優の夢を叶え、順風満帆な日々を送るが、前作ラストで恋を自覚したピーターから素っ気ない態度を取られ不満に思っている。 それに痺れを切らしたのか、将来有望な宇宙飛行士と交際し、婚約。 だがピーターに未練タラタラで、婚約後も彼を挑発したりと気持ちは明らかであった。 …おいやっぱビッチだろ。 終盤、お約束とばかりにドック・オクに人質として攫われる。 ハリー・オズボーン 演:ジェームズ・フランコ/吹き替え:鉄野正豊 ピーターの親友でオズコープ社の社長。 父の後を継ぎ、二代目社長としてオズコープ社の再起を図っている。 前作でスパイダーマンが父ノーマンの仇と誤解し、彼への復讐を誓い気持ちがささくれ立っている。 全てを賭けていた共同研究者オクタビアスの実験失敗後はさらに荒んで酒癖も悪くなり、スパイダーマンの写真を撮るピーターを仇の協力者として当たり散らす始末。 ドクター・オクトパスに実験材料の金属「トリチウム」の提供を迫られ、交換条件としてスパイダーマンの誘拐を提案し、見事それを突破した彼によってスパイダーマンを手に入れる。 そして遂に、彼の素顔を見てしまい…。 オットー・オクタビアス/ドクター・オクトパス(ドック・オク) 演:アルフレッド・モリーナ/吹き替え:銀河万丈 科学が得意なピーターも尊敬する温厚な天才科学者。 恰幅よくプライドが高いのが玉に瑕だが、よき愛妻家で、ピーターともすぐに意気投合した。ピーターに「知性は授かり物で、人類の為に使うべき」だと話したり、「女性に愛されたいなら詩を語れ」とアドバイスしたりと、ロマンチストで心優しい性格。 そんな中、オズコープ社との共同開発で、人工知能を搭載した4本の作業アームを利用しての核融合実験(要するに、人工太陽を生み出そうとした)を行うが、装置の暴走により失敗し、妻を亡くすだけでなくアームが脊髄に癒着し制御チップも破壊され、凶悪化したアームの人工知能に思考を乗っ取られてしまう。 病院にてアームを切り離そうとした医師と看護師達をアームが淡々となぶり殺すシーンはホラー監督サム・ライミの真骨頂と言わんばかりに色々ガチ。 アームの存在意義「実験の成功」のためなら文字通り何でもする危険な思想に取り憑かれ最早別人となってしまった彼は、人工知能に操られるがままに強盗行為を繰り返し、人々を襲うマッドサイエンティスト「ドクター・オクトパス」と成り果て、実験材料入手のため、自身の邪魔をするスパイダーマンと対決する。最期はオットーとしての意識を取り戻し、新たに作った人工太陽と共に海の底へ沈み溺死したが…? 吹き替え担当の銀河万丈氏はのちのマーベル・シネマティック・ユニバースでもサノス役で出演しており、異なるメインヴィランを2度演じる事になった。 メイ・パーカー 演:ローズマリー・ハリス/吹き替え:谷育子 年に負けず元気なピーターの叔母さん。 マイホームのローンの滞納といった世間の荒波に揉まれながらも、甥を気遣い気丈に生きている。 今回はドクター・オクトパスの銀行強盗に居合わせ、人質に取られ危うく殺されかけたが逆に彼に一撃を食らわせるなど大活躍。 終盤、彼女がピーターに話し彼を吹っ切れさせた「ヒーローとは何か」の一種の答えは必見。 J・ジョナ・ジェイムソン 演:J・K・シモンズ/吹き替え:立川三貴 デイリー・ビュークル誌の鬼編集長。 相変わらずの反スパイダーマン思考で、スパイダーマンの犯行記事を強硬している。 今回は自慢の息子が婚約することになり鼻高々。 スパイダーマンが姿を消した際は気分上々の様子だったが、息子の婚約者が誘拐された時は、彼の再来を願っていた(そして現われてすぐに撤回した)。 未公開シーンではピーターが捨てたスパイダーマンスーツを着て、こっそりポーズを取っていた。お前大ファンじゃねえか! ロージー・オクタヴィアス 演:ドナ・マーフィ/吹き替え:高島雅羅 オクタビアスの妻。 彼の研究助手も務めており、夫を陰から支える良妻。 核融合実験で死亡し、彼を絶望に走らせるきっかけとなる。 ジョン・ジェイムソン 演:ダニエル・ギリーズ/吹き替え:石川禅 JJJ編集長の息子で、宇宙飛行士として期待されている軍人。 MJと婚約し、幸せな生活を送っていた好青年だったが…。 ある意味一番の被害者。 アースラ・ディコヴィッチ 演:マグイナ・トーヴァ/吹き替え:小林早苗 ピーターのアパートの大家の娘。 ピーターに差し入れを持ってくるいい子。 ピーター、この子と付き合えばいいのに…。 カーティス・コナーズ 演:ディラン・ベイカー ピーターの大学の教授。ピーターの能力を評価しているが、講義への欠席が続く彼を諌めている。 オクタヴィアスとは旧知の仲。 ベン・パーカー 演:クリフ・ロバートソン/吹き替え:勝部演之 前作で強盗に殺されたピーターの叔父さん。 今回はヒーローとしての道に悩むピーターの幻影の中に登場。彼のヒーローとしての道を応援するが…。 ノーマン・オズボーン/グリーン・ゴブリン 演:ウィレム・デフォー/吹き替え:山路和弘 ハリーの父にして怪人グリーン・ゴブリン。本作では厳密にはノーマンでは無く、ゴブリンとしての別人格でハリーの前に現れる。 前作で死亡したが、今回思わぬ形で登場する。 スタン・リー ……じーちゃんまた出てるよ! 【余談】 JJJ編集長と部下ホフマンとの、オクタヴィアスの怪人名を決める会話で「ドクター・ストレンジ」が登場する。これはマーベルに登場する同名のヒーローで、製作者の遊び心。この18年後にドクター・ストレンジの続編のメガホンをサム・ライミが取ることになるとは誰が予想しただろうか… 誰だってアニヲタWikiを愛している。 その項目を見たがり、応援し、コメントし、何年もたったあとで追記修正するでしょう。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 正直なトライラー「なんでこんな女助けんといかんの?」 -- 名無しさん (2015-07-01 00 38 54) やっぱりスパイダーマンは「2」が最高だった。「3」は敵キャラ2人も出したらあかんよ…。 -- 名無しさん (2015-07-01 00 49 51) メイおばさんの名言が良すぎて涙が止まらない。あと、ハリーがスパイダーマンの正体を知った後の葛藤見るたびに良い奴過ぎて辛くなる -- 名無しさん (2015-07-01 00 54 17) 割としょっちゅう思うが、どうしてハリウッド映画のヒロインってビッチばかりなのか -- 名無しさん (2015-07-01 01 24 54) 作業アームの暴走シーンは結構トラウマ。 -- 名無しさん (2015-07-01 03 07 26) ↑2 でないと、ドラマが進まないからだと思うの......。俺だって嫌だよ。 -- 名無しさん (2015-07-01 05 31 22) やっぱり2が一番傑作やと思う。3はほんとなぁ…… -- 名無しさん (2015-07-01 10 23 21) 能力使えなくなってエレベーター乗るシーン好き -- 名無しさん (2015-07-01 10 40 57) ピーターの叔父を殺した犯人が3で超人化したが、ピーター本人に許されてそのまま生存したっけ。 -- 名無しさん (2015-07-01 10 57 49) ヒロイン叔母さんでいいじゃん -- 名無しさん (2015-07-01 12 20 58) ↑7アメスパのグウェン「・・・・・」 -- 名無しさん (2015-07-01 12 37 51) 最後にMJがウェディングドレス姿でピーターの元に行く道中の広場でパニッシャー(2004年版)がカメオ出演してるんだよね。言われなきゃ気づかなかったよ -- 名無しさん (2015-07-01 12 59 02) 3の内容を考えると、MJは宇宙飛行士と結婚して玉の輿に乗ってた方が良かったんじゃないかと思うんだよね -- 名無しさん (2015-07-01 13 34 06) 時計塔から電車への戦闘シーンはアクション映画屈指の出来だと思う。 -- 名無しさん (2015-07-01 14 18 38) 電車を止めて倒れそうになるピーターを市民が支えるシーンは最高の一言 -- 名無しさん (2015-07-02 01 49 47) 皆でピーターを庇おうとするシーン、グッとくるよね。 -- 名無しさん (2015-07-02 02 29 46) 名作だね、何度も見たくなる -- 名無しさん (2015-07-02 19 26 44) アメスパの方もそうだけど一般人が頑張ってヒーロー助けようとするシーンホント好きだわ... -- 名無しさん (2015-07-02 20 17 17) 「スパイダーマンをこっちに寄越せ」「その前に俺を倒していけ(震え声)」 正直この流れ泣く -- 名無しさん (2015-07-02 20 26 27) ドグ・オックの最後はこのシリーズにより深みを与えたと思う -- (2015-07-17 15 06 53) ↑9パニッシャーさんが出てたのかよ…悪党ぶっ殺して一服してる時だとしたらなんか笑えるw -- 名無しさん (2016-01-13 20 50 17) ドクターの移動方法見るたび背中痛そうだなって思う -- 名無しさん (2016-05-02 16 26 26) 何回見ても電車の一連のシーンは鳥肌ですわ -- 名無しさん (2016-05-13 22 51 57) 人工太陽の失敗なんだが、どうすれば成功してたんだろう? -- 名無しさん (2016-05-16 11 11 06) ↑成功しない、って結論だったんじゃないかねと思う。スパイダーマンのテーマの「大いなる力には大いなる責任が伴う」に沿って考えると、人工とはいえ太陽という偉大すぎる力に伴う責任は最早人間の手に負えない、って感じで。好人物だったオットーも、悪漢のオクトパスも失敗してたし。 -- 名無しさん (2016-06-19 02 09 05) 2から13年後にドクター・ストレンジの実写版が上映されるのがワロタw -- 名無しさん (2016-11-21 23 18 49) 万丈さん高島さん夫婦で夫婦演じてるのか -- 名無しさん (2016-11-21 23 52 18) 序盤から中盤のピーターのメンタルフルボッコ描写が次々襲い来る中、作中で医者が「君はスパイダーマンにならなくてもいいんじゃないかな」で少しウルっときて電車シーンの「誰にも言わないよ」「戻ってきてくれてありがとう」でジーンときて「そのまえに俺を倒せ」のシーンで決壊した。 -- 名無しさん (2017-02-28 11 03 53) トビー版ピーターパーカーの人間性の深さを最も掘り下げている作品。王道作品の「1」、ヒューマンドラマ重視の「2」、お祭り的作品の「3」、どれも好きだな。・・・・・で、「4」の公開はいつになるんですかね。アメスパ?ホームカミング?知りませんな。 -- 名無しさん (2017-05-10 00 43 02) ↑アメスパはうん…正直アレだが、ホムカミは素晴らしかったで。そういうことは観てから言おう。恥ずかしいぞ。 -- 名無しさん (2017-09-06 19 22 04) 大家の娘と付き合えばいいやん -- 名無しさん (2019-01-13 16 29 53) 今キャラ一覧見るとマンウルフとリザードを温存できるって結構ぜいたくなことしてるな -- 名無しさん (2019-07-03 23 26 07) ↑2ホームカミングよりはアメスパの方が好きだった。他のヒーローいらんだろ -- 名無しさん (2019-09-01 16 42 42) ピーターがいたカフェに車を投げつけるシーン、ピーターに直撃してたらどうするつもりだったんだろうか。あの時点でピーター=スパイディって知らないはずだよな? -- 名無しさん (2019-10-28 21 19 57) MCUのオクトパス、こっちのオクと同一人物なんか! 川に沈んだ直後の状態らしいけど、マジで映画でマルチバースやっちゃうんだ……! -- 名無しさん (2021-04-18 06 48 13) ドック・オクのアームのデザインが凄い好き。かっこいいわ -- 名無しさん (2021-05-19 10 25 55) マジでオクトパス復活かよ -- 名無しさん (2021-08-24 13 13 32) MCU記念に見直したけど、ベンおじもメイおばも素敵すぎるやろ…こいつら元ヒーローなんか?ってレベル -- 名無しさん (2021-08-27 10 45 10) 予告でパンプキンボムが全く同じデザインで出てきてアレ?と思って見てたらアルフレッド・モリーナが出てきてテンション爆上げですよ。正直2のあのラストはモヤっとするものがあったから今回はどうなるか楽しみ。 -- 名無しさん (2021-11-15 22 11 17) 自分の中ではマジで神映画。ただし、ラストのMJだけは納得いかん -- 名無しさん (2021-11-16 21 04 32) ドクオックの正気にもどったあとの最後の言葉がいい -- 名無しさん (2022-01-03 12 50 38) T.M.RevolutionのWeb of Night のイメージが強い。本編流れてないけど -- 名無しさん (2022-01-26 22 13 45) マジメにヒーロー映画の最高傑作だと思う。主人公の苦悩と葛藤、それを乗り越えた強さと人のためなら身を投げ出す自己犠牲の精神、そしてそれを見守ってちゃんと応えてくれる市民。他のヒーロー映画が悪いわけじゃないけどこの映画でカタルシスは半端じゃないわ。ヒロインはまぁ…うん。 -- 名無しさん (2022-06-01 14 10 06) 電車に乗り合わせた市民とオクタビアス博士の最期が忘れられない。物哀しくも美しい作品だった。 -- 名無しさん (2022-10-27 19 21 58) ピーターの「」 -- 名無しさん (2024-07-07 14 37 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mtcom-dainatsu/pages/16.html
黒宝の場合のみ スパイディーチャレンジ 小当り、出玉なし潜伏確変、電サポあり確変、出玉あり4R通常、出玉あり4R潜伏確変、出玉あり15R確変を表示する演出 変動中にスパイダーアイが出てくれば、図柄揃い確定 変動終了後にJOG CHANCEが出てくれば、図柄揃い濃厚 変動終了後にボタン連打で色が緑か赤になれば、図柄揃い濃厚 キャラクター サンドマン Newゴブリン ベノム ブラックスパイダーマン スパイダーマン MJ キレパンダ服MJ 図柄 図柄揃いなし(小当り、出玉なし潜伏確変) サンドマン図柄(4R通常、4R確変) Newゴブリン図柄(4R通常、4R確変) ベノム図柄(4R通常、4R確変) ブラックスパイダーマン図柄(4R確変) スパイダーマン図柄(電サポあり確変) パラサイト図柄(出玉あり4R時短、4R確変) V図柄(15R確変)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/32466.html
登録日:2015/07/02 (木) 01 17 02 更新日:2024/08/22 Thu 10 49 18 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 Bully Maguire Earth-96283 MARVEL SPIDER-MAN アメコミ キルスティン・ダンスト クズ化 サム・ライミ サンドマン ジェームズ・フランコ スパイダーマン スパイダーマン3 ソニー・ピクチャーズ トビー・マグワイア トファー・グレイス トーマス・ヘイデン・チャーチ ニューヨーク ニュー・ゴブリン ネットミーム ブラックスパイダーマン ヴェノム 完結編 復讐 映画 洋画 無敵の人 第3作 蜘蛛男 詰め込み過ぎ 調子ノリ男 賛否両論 赦し 闇堕ち ◆スパイダーマン3 「自分」に挑め。 『スパイダーマン3(SPIDER-MAN3)』は07年の米映画。 【概要】 MARVEL社のコミックヒーロー映画『スパイダーマン』のシリーズ第3弾にして完結編。 今作では悪役(ヴィラン)が3人も登場するという大盤振る舞いの構成で、しかも前2作では惜しむべくも出番をカットされた人気キャラも登場している。 また、監督のサム・ライミは本作のテーマを「復讐」と「赦し」と発言しており、前2作でも「普通の青年」であることを強調されてきた主人公の持つ「悪」の面にも着目し、善と悪の二次元論では終わらせないようにしている。 …が、如何せんその3人ものヴィランを登場させる盛り沢山すぎる構成のせいで、「話が散漫」、「中途半端」、「キャラクターに感情移入できない」と批判が続出。 元々は本作でシリーズを完結させる予定であったが、本作までの興行的な成功を受けてシリーズの続行と第4作目の製作が決定。しかし、監督のライミと製作会社ソニーとの関係が決裂し、結局当初の予定通りに本シリーズの完結が決定。とはいえ、本作で物語が割と綺麗に完結したので、打ち切り感があまり無かったのは不幸中の幸い。 予定された第4作は、リブート版の新シリーズとして製作されることになった。 哀れ、更なる名作となりえるはずだったこの作品はどうしようもない大人の事情とゴタゴタによって振り回され、挙句に続きがこれ以上描かれる機会まで永遠に失われてしまったのだ。 1作目から新時代の映像と主人公の描写で世界中から多くの支持を集めたシリーズとしては、あまりにもやるせない幕引きであった。 ……と思われていたのだが…? 【物語】 ドクター・オクトパスとの激闘から数ヶ月後。蜘蛛の力を持った超人ヒーロー、スパイダーマンは今やニューヨーク中の人気者となり、晴れて両想いとなったメリー・ジェーンとも順調で、ピーター・パーカーはまさに絶好調の中にいた。 そして、MJへのプロポーズを決意した最中、突如として父・ノーマンの仇を打とうとした親友ハリーが、身体能力増強薬と武装一式を改良して自らに服用し、ニュー・ゴブリンとなってピーターを強襲。 戦闘の末ハリーは頭を強く打ち、記憶喪失となってしまう。以前の優しい彼に戻って複雑な思いを抱くピーター。 一方で、MJは舞台もクビになり恋人・ピーター=スパイダーマンの人気を見せつけられ、まさに絶不調の中にいた。おまけに同級生のグウェンと親しいピーターの様子を見て、彼に当たり散らすようになってしまう。 そんな中、ピーターは、警察からベン叔父さんを殺した犯人が別にいるという情報を知らされる。 その男、フリント・マルコは金を盗んだ強盗犯キャラディンの仲間で、かつて逃走用の車を確保する際、ベン叔父さんを不本意な形で殺してしまった過去をずっと後悔していた。その後は刑務所に収監されていたが、難病を抱えた愛娘への想いを諦めきれずに脱獄。その際に分子分解装置の中に落ちて、実験に巻き込まれてしまった事で、彼は体を砂に変える怪人「サンドマン」となってしまう。その力を使い、マルコは娘の医療費を手に入れる為に現金輸送車を襲撃し始める。そんな事情を何も知らないピーターは、マルコへの憎悪を燃やし眠りについたが、その彼に宇宙から飛来してきた黒い不吉なモノが絡みつく。 目覚めると彼は黒いスパイダーマンスーツを着たブラック・スパイダーマンとなってしまっていた。そしてサンドマンを一方的に嬲り倒したことを機にそのスーツに依存するようになったピーターは、束縛からの開放感と慢心を増幅させ、徐々に性格を豹変させていく。そんな彼を同僚のエディは逆恨みし、サンドマンも自身の邪魔をするスパイダーマンに強い怒りを覚える。 一方、記憶喪失になったハリーの耳元に、グリーン・ゴブリンの怨念の声が囁く。 果たして、三者三様の復讐の行方は? 【登場人物】 ピーター・パーカー/スパイダーマン/ブラック・スパイダーマン 演:トビー・マグワイア/吹き替え:猪野学 主人公。お馴染み人気者ヒーローと優秀大学生の二つの顔を持つ心優しい青年。 前作でMJと両想いになり、日常生活も上手く回せるようになって少し調子に乗っている。 そのままMJにプロポーズまでこぎつけようとしたが、その無意識な言動で彼女を怒らせてしまい、関係がギクシャクすることに。 さらに、ベン叔父さん殺しの真犯人を見つけ、これまで封印してきた復讐心を再び燃え上がらせ、その心の闇を宇宙生命体「シンビオート」に付け込まれた事で、「黒いスパイダースーツ」の形で寄生されたブラック・スパイダーマンとなってしまう。 寄生された後は復讐心と傲慢さ、攻撃性を肥大化させ、荒っぽい戦い方を好むようになり、普段の態度も道端で突然70年代のダンスを踊ったり女癖も悪くなるなど調子ノリノリになった。 この時のピーターは「陰キャの考える陽キャ像」みたいな感じで非常に気持ち悪い。…まぁシンビオートに寄生されてこの程度にしかならないのが、普段から優しい彼らしいと言えば彼らしいが。 その後はハリーに報復し、MJにも恥をかかせるなどするが、その際にようやく我に返り黒いスーツを切り裂き、本来のスパイダーマンに戻る。 しかしそれがまた新たな火種を呼ぶ事に。 メリー・ジェーン・ワトソン 演:キルスティン・ダンスト/吹き替え:岡寛恵(日テレ版:北乃きい) お馴染み尻軽舞台女優。 ピーターへの想いを自覚しラブラブカップルとなり順風満帆…と思いきや、批評家の酷評を得て舞台をクビになり場末のバーのシンガーにまで落ちぶれてしまった。それまでピーターがどれほどの苦境に晒されていたか知らない彼女はピーターに八つ当たりする。 さらに、自分とは反比例するかのように人気者になったスパイダーマンの現実を見せられ、加えてスパイダーマンが自分と同じシチュエーションでキスをし、素顔のピーターとも親しい女の出現に怒りを募らせ、彼と距離を置くようになってしまう。自身がクビになったことは話さずにである。 そんな彼女が身を寄せたのは記憶喪失になったハリー。うん、相変わらずである。 しかし、記憶を取り戻したハリーに脅され、ピーターに別れ話を持ちかけてしまう。 そして、自分の舞台を邪魔したピーターの豹変ぶりに愕然とするも…。 前作までの好き放題っぷりに比べたらそのしっぺ返しかどうかは知らないが、今作ではピーターの調子ノリっぷりと比較すると境遇が可哀相。 ハリー・オズボーン/ニュー・ゴブリン 演:ジェームズ・フランコ/吹き替え:鉄野正豊 お馴染みファザコン御曹司でピーターの大切な親友…だが序盤からクズムーブ全開。 前作で父の仇スパイダーマンの正体と、父の裏の顔がグリーン・ゴブリンと知ってしまい、復讐のために父の遺品の身体能力増強薬と武装一式を改良し、理性を保ったまま先代と同様の超身体能力を得る。 そのフル装備でピーターを奇襲するが、彼の反撃にあって頭を強く打ち、高校時代からの記憶を失ってしまう。 その時の彼は事件が起こる以前の優しい性格で、ピーターとも大の親友として接していた。この時の彼とピーターの様子はなかなか心に来る。 だが、ゴブリンの残留思念の囁きで記憶を取り戻した彼は、ピーターの心を弱らせるべくMJに近づき2人の仲を引き裂こうと目論む。 しかし逆上した黒ピーターに逆襲を受け、大怪我を負わされた事で、2人の仲は完全に破綻。...しかしその後、執事のバーナードからゴブリンを殺したのはスパイダーマンでは無くゴブリン自身だった事を知り、遂にピーターへの憎しみを捨てる。終盤ではヴェノムとサンドマンに苦戦していたスパイダーマンを救う為に駆けつけ、皮肉にもスパイダーマンとゴブリンが共闘するという前々作からは予想だにしない衝撃的な展開となる。最期は父同様にグライダーでスパイダーマンを殺そうとしたヴェノムに刺されて死亡した。(恐らくこの場面はスパイダーマンを殺そうとしてグライダーで死んだノーマンとスパイダーマンを守ろうとしてグライダーで死んだハリーという対比にしたかったのだと思われる。) フリント・マルコ/サンドマン 演:トーマス・ヘイデン・チャーチ/吹き替え:石田圭祐 刑務所を脱獄した強盗犯。 第1作で死亡した強盗犯キャラディンの仲間で、ベン叔父さんを殺害した真犯人だと断定された。(本来は逃走する為の車を奪う為に脅すだけで殺すつもりは無く、寧ろベンの説得で改心しようとしていたが、共犯者に背後から声をかけられ、背中を押された拍子に持っていた銃が暴発してしまった事で殺害してしまった。) 実は病気の娘の治療費を手に入れる為に強盗へ加担しており、本心は心優しい男性であるが、犯罪に手を染めたために現在は妻に見放されている。 逃走中、原子分解の実験場に迷い込み、砂と一緒に原子分解され肉体が砂と一体化してしまう。その結果、彼は肉体を砂に変化させ変幻自在の攻撃を仕掛ける怪人「サンドマン」に変貌。その力で再び強盗を始めた際にスパイダーマンと対決する事になる。 一度はスパイダーマンを退散させたが、二度目でブラック・スパイダーマンと対峙した際は彼の殺す勢いの猛攻に打ち負け、下水の中に落ち形状崩壊を起こしてしまう。 その後、奇跡的に復活した彼は自分の邪魔をするスパイダーマンに強い怒りを覚える。時を同じくして、スパイダーマンに逆恨みしているヴェノムに協力を持ちかけられ、スパイダーマンを倒すべく共同戦線を張る。そしてヴェノムがスパイダーマンとの戦いで爆死した後、ベンを誤って殺してしまった経緯と自身が病の娘を救う為に強盗していた事実をピーターに話し、お互い分かり合えた事で無事に和解。最後はピーターから「アンタを許す。」と言われた後、涙を流しながら砂となって何処かへと消えていったが…?(その為、彼は立ち位置的にはヴィランでありながらシリーズで唯一死亡しなかったヴィランとなった。) 映画では周囲の砂を取り込むことで巨大化することもできる。 第二次世界大戦に活躍したヒーローとは無関係。 エドワード“エディ”・ブロック・Jr./ヴェノム 演:トファー・グレイス/吹き替え:森川智之 デイリー・ビューグル社の新人カメラマン。 野心家で、スパイダーマンの特ダネ写真を撮ろうと躍起になっており、ピーターに対抗意識を燃やす。 グウェン・ステーシーとは恋仲と思っているが、実際は彼の一方的な思い込み(コーヒー飲んだだけ)であり、彼女からの対応は薄い。 ブラック・スパイダーマンに粗雑に扱われたことに腹を立て、捏造写真を使って彼の犯行をでっち上げた特ダネで社員となるが、ピーターにそれを見抜かれ一転クビになってしまう。(*1) さらにグウェンと親しくなったピーターを目撃し、彼に殺意まで抱くようになる。ちなみにノベライズ版では捏造写真の件でグウェンを激怒させてしまい、トドメと言わんばかりに彼女との関係が破綻した事が明らかとなっている。 教会にピーターへの天誅を願いに来たところ、丁度落下してきたシンビオートに寄生され、元々の性根のせいかシンビオートは見事に合致。 黒い「スパイダーマンもどき」の怪人「ヴェノム」となり、サンドマンと手を組んでスパイダーマン=ピーターの抹殺に乗り出す。最期はスパイダーマンにより、シンビオートから引き離されるが、スパイダーマンがシンビオートにパンプキンボムを投げた際、自ら飛び付いてしまった事でシンビオートと共に爆死。その結果、骨まで砕け散ってしまい遺体は残らなかった。 原作ではダークヒーローとして人気のキャラクター・ヴェノムだが、本作では徹底して凶悪で態度も小物であり、圧力や事故で凶悪な別人格や人工知能に意識や思考を乗っ取られてしまったノーマンやオクタビアス、娘への深い愛情で強盗に加担し、ベン叔父さんを誤って殺害してしまったマルコとは違い、根っからのクズ野郎として描かれている。どちらかというと原作におけるライバルキャラであるカーネイジに近い。(元々サム・ライミ監督は、ヴェノムが好きでは無く、本作にヴェノムを登場させるつもりは全く無かったが、上からの指示で渋々登場させる事になってしまったという。) ピーターへの恨みも完全な逆恨みであり、はっきり言って極めて共感性の薄いキャラなのだが、本作のテーマである「赦し」から考えると、最期はピーターを赦し、心の安寧を手に入れたハリーとは異なり、最期までピーターを赦せず、力に固執し自分自身すら失ってしまった彼は本作で最も哀れな末路であったともいえる。 原作とのかけ離れっぷりからファンからの批判を浴びた不遇なキャラである。本作及びシリーズの事実上のラスボス。 ちなみに本来メインヴィランはサンドマンにする予定だったが、前述の通り、上からの指示で急遽彼もメインとして登場する事になったという経緯があり、全体的にとってつけた感が漂うのはこのため。 グウェン・ステーシー 演:ブライス・ダラス・ハワード/吹き替え:小笠原亜里沙 ピーターの大学の同級生でニューヨーク警察警部の娘。授業で活躍するピーターとは(友達としてだが)仲がいい。 エディとは恋仲に思われているが、実際はコーヒーを飲んだだけであり、彼の押しつけがましい態度にうんざりしている様子。 モデルの仕事中起こった事故でスパイダーマンに助けられ、彼に好意を抱く。 その後、式典での彼への感謝スピーチで現われたスパイダーマンに逆さ吊りキスをしてしまう。 奇しくも、それらのシチュエーションはMJがスパイダーマンに惚れたきっかけそのままであった。これらを目撃したMJは、プロポーズの場でのピーターのグウェンへのデレっぷりと相まってその無神経さに酷く腹を立てることに。 そして、黒化したピーターにデートに誘われるも、MJの務める店で彼女の歌を妨害するような悪趣味なやり方にドン引きし、彼を諌めて去って行った。その後、終盤ではハリーの葬式に参列していた。 原作ではピーターの最初の恋人で、グリーン・ゴブリンに殺され彼に忘れられないトラウマを植え付ける運命の女性だが、本作での扱いはかなり中途半端な役どころ。どちらかというと原作におけるエディの元妻であるアン・ウェイングに近いポジション。 逆に言えば中途半端である故に原作と違って命を落とすことなく最後まで生き延びている。 メイ・パーカー 演:ローズマリー・ハリス/吹き替え:谷育子 お馴染みピーターの叔母さん。 ベン叔父さんとの馴れ初め話を聞かせた後、恋人にプロポーズする決意を固めた甥に夫の形見の指輪をエンゲージリングとしてプレゼントする。 夫の仇を改めて知らされるが、その事実に取り乱す事無く受け入れ、復讐心を抱くまいと心を強く持つ。 前作に引き続き、復讐心に囚われるピーターを諌める「復讐」に対する持論で、相変わらずのヒロインである。 J・ジョナ・ジェイムソン 演:J・K・シモンズ/吹き替え:立川三貴 お馴染み反スパイダーマン派の鬼編集長。 相も変わらずスパイダーマンが悪事を働く瞬間を捉えた写真を追い求めているが、スパイダーマンに好意的な世論には抗えない様子。 また今作では、捏造写真を企てた部下にきっちり責任を取らせ、その後大きく謝罪記事を掲載するなどジャーナリストとしての志の高さも見せつける。 高血圧を患っており、奥さんとの電話漫才がやたら完成されている。 他にも女の子にフィルムが空のカメラを100ドルで売り付けられたりと相変わらずのコミカル枠。 ジョゼフ・“ロビー”・ロバートソン 演:ビル・ナン/吹き替え:石住昭彦 デイリービューグルの副編集長。ピーターの仕事ぶりを高く評価している。黒ピーターを見た時はドン引きしていた。 ベティ・ブラント 演:エリザベス・バンクス/吹き替え:本田貴子 ジェイムソンの秘書。おべっか使いのエディには辟易しており、冷たく接する。黒ピーターから口説かれた時は満更でもない様子だった。 ホフマン 演:テッド・ライミ/吹き替え:飛田展男 デイリービューグルの社員。ジェイムソンに自分のへっぽこな企画をプレゼンして怒鳴られるなど相変わらず不遇。 ジョージ・ステーシー 演:ジェームズ・クロムウェル/吹き替え:佐々木敏 グウェンの父。ニューヨーク警察警部。 娘を溺愛している。 カーティス・コナーズ 演:ディラン・ベイカー ピーターを指導する大学教授。 ピーターに頼まれ、シンビオートの分析をした。 ちなみに、もし第4作が制作されていたら、原作通りトカゲ男「リザード」になる予定で片腕が無いのもその伏線だった。が、第4作の頓挫でなかったことに…。 Mr.ディコヴィッチ(大家さん) 演:エリヤ・バスキン/吹き替え:池田勝 引き続き登場するピーターのアパートの大家。 今回は前回のがめつさから一転、荒れているピーターに優しい声を掛ける等、内心ピーターを大切に思っていたかのような描写がされている。 黒ピーターに怒鳴られてビビッて態度を改めた可能性も無きにしも非ずだが アースラ・ディコヴィッチ 演:マグイナ・トーヴァ/吹き替え:小林沙苗 ピーターのアパートの大家の娘。相変わらずピーターに惚れている。 今回は黒ピーターにちょっかいをかけられるが、ピーター大好きなので結構幸せそう。 ベン・パーカー 演:クリフ・ロバートソン/吹き替え:勝部演之 ピーターのヒーローとしての動機である叔父さん。 彼の死因が明らかになり、ピーターを自己矛盾の復讐へと走らせる。 そんな彼がマルコに語った言葉とは? ノーマン・オズボーン/グリーン・ゴブリン 演:ウィレム・デフォー/吹き替え:山路和弘 ハリーを復讐へと走らせるきっかけとなった、彼の父にして先代グリーン・ゴブリン。前作同様、ノーマンを装ったゴブリンがハリーの前に姿を現す。 今回は彼の「ゴブリン」としての残留思念が、記憶を失ったハリーを再び復讐の道へと唆す。 バーナード 演:ジョン・パクストン/吹き替え:稲垣隆史 オズボーン家の執事。 仕事もしていないニート同然なハリーを支え続ける。 終盤、衝撃の事実をハリーに告白した。 観客の誰もが思ったことだろう。『それを早く言え』 エマ・マルコ 演:テレサ・ラッセル/吹き替え:野沢由香里 マルコの妻。 殺人犯となった夫には殆ど愛想を尽かしている。 現在は娘と2人で暮らしており、序盤で刑務所を脱獄した夫が家を訪れた際には当然ながら彼を拒絶して追い払った。 ペニー・マルコ 演:パーラ・ヘイニー=ジャーディン/吹き替え:諸星すみれ マルコの娘。 治療には大金が必要な病気にかかっている模様。 夫婦仲が破綻してもなお父親を心から想い続けて愛し、父親とまた一緒に暮らせる事を願うほど純真な幼女である。 未公開シーンでは母親と一緒に外出している姿が描かれており、砂の城に擬態した父親と再会していた。 シンビオート 隕石に混じって地球に飛来した宇宙生命体。 黒い菌糸状の不定形生物で、宿主に寄生しなければ生きていけない。 宿主に大きな力を与える代わりに、心の醜い感情を増幅させ、自我を食らいつくす怪物。 ピーターに取り憑いた時は黒いスパイダーマンスーツとしてブラックスパイダーマンにさせ、彼の傲慢さを引きだした程度で済んだが、エディに取り憑いた時は彼の元の矮小な意識を取り込み、完全な怪物と化している。 金属を叩いたときに発生する特定の音波に弱く、間近でこの音が鳴ると苦しむように宿主から離れる特性を持つ。 スタン・リー ……なんとピーターに話しかけてくるよ! 【余談】 本作製作に当たって、当初サム・ライミはメインのヴィランをサンドマンにする予定だったが、ソニーから人気キャラのヴェノムを登場させることを要求され、そのためにスタジオとの軋轢が生じ、関係が決裂するきっかけとなった。 サム・ライミは比較的初期のスパイダーマンのファンであり、最近登場したヴェノムのことはあまり知らなかったらしい。また、サンドマンはライミの一番好きなヴィランだったとのこと。 ちなみに次回作「スパイダーマン4」は「実父に会えたピーターだが、実父の正体は鳥男の怪人ヴァルチャーであり、ヒーローとしての責務と実父への愛の間で苦悩する」というシナリオになる予定だったらしい。他にもヴィランとしてミステリオやブラックキャットも登場予定で、やっぱりMJとピーターの間でひと悶着ある設定だったとか。 黒ピーターがイキリ倒すシーンは海外では2019年あたりから「Bully Maguire(いじめっ子のマグワイア)」としてネットミームと化しており、ありとあらゆる映画に彼を出演させては大暴れさせるコラ動画が現在でも大量に作られている。 「追記修正するよ、友達だろ?」 「親友だ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 映画で一番性格改善されたサンドマンさん -- 名無しさん (2015-07-02 01 34 26) 四作目以降無くなったの残念 本作は終盤のハリーとのコンビが良かった ヴェノムもなかなか良かったけど、キャラクター改変はねぇ -- 名無しさん (2015-07-02 01 36 17) キャラ改変はともかくやはりそれぞれで映画一本作れるヴィランの集合はテンション上がったがなあ -- 名無しさん (2015-07-02 01 57 53) 賛否両論色々あるけどヒーローヴィラン大集合展開は凄い燃えた -- 名無しさん (2015-07-02 02 41 08) 最後の結末を考えると何とも味気ないシリーズになってしまった。 -- 名無しさん (2015-07-02 07 09 16) 普通に面白かったと思うけど、賛否両論だったことに驚いた -- 名無しさん (2015-07-02 07 44 13) ↑とくにヴェノムのキャラ付がねぇ……これの評価が良かったら4で教授がリザード、シンビオートの残りからカーネイジとかが出るんだろうなぁ、と妄想してたのになぁ…… -- 名無しさん (2015-07-02 09 08 01) なんだかんだで最後のピーター&ハリータッグは好きやで -- 名無しさん (2015-07-02 09 37 40) コナーズ博士は一作目分岐ルートの新アニメシリーズでリザードになるけどね -- 名無しさん (2015-07-02 13 52 24) アメスパでリザードが登場したのは頓挫した4作目の名残? -- 名無しさん (2015-07-02 16 27 10) ↑そうみたいやね、でもってそのアメスパも2で終わりてぇ…… -- 名無しさん (2015-07-02 18 38 21) ↑5 別に評価の良し悪しで続編が無いんじゃなくて普通に必要ないから造られてないだけだろ。物語としてはハリーとの決着和解で一区切りついてんのに -- 名無しさん (2015-07-02 18 57 17) いや計画自体はあったはずだろ 4でリザード出すつもりだったとかそういう話聞いたことあるし -- 名無しさん (2015-07-02 20 13 52) ピーターさん、相手を「赦す」ことと犯罪者の逃亡を「見逃す」ことは違う気がするんです -- 名無しさん (2015-07-03 01 01 38) タグに問題作って歩けどちょっと違う気がする。単に出来がアレで賛否が分かれてるだけだし。 -- 名無しさん (2015-07-03 01 09 54) 上からの口出しでシリーズそのものが駄目になる典型例。以降ソニーはライミ版1、2の作品的興行的成功の幻影を追ってグダグダな事に… -- 名無しさん (2015-07-03 09 09 18) サンドマン、気持ちはわかるけど盗んだ金で手術したら娘も共犯になっちゃうぞ。死ぬよ鎌しかもしれないが。 -- 名無しさん (2015-07-04 13 40 11) ↑ 間違えた。死ぬよかマシ -- 名無しさん (2015-07-04 13 41 22) 記憶喪失ネタ万能すぎるな 平成ライダーにもよくあるし -- 名無しさん (2015-07-04 14 23 47) 和解のきっかけが単に誤解が解ける、ってのは安易過ぎて萎える。「X-メン フューチャー・パスト」もそうだったけど。 -- 名無しさん (2016-03-04 17 48 23) シュマッカー時代のバットマンもそうだったが、一作にヴィラン複数出すとgdgdになる気がする。ヒーロー打倒の間の共同戦線(内輪もめで崩壊)とかならともかく、徒党を組むイメージが基本無いから尚更 -- 名無しさん (2016-03-04 17 54 23) 深夜にあったが、相変わらずヒロインが尻軽すぎて… -- 名無しさん (2016-04-23 17 03 48) ↑2なんでやフォーエバーおもしろかったやろ!ミスターフリーズの逆襲?知らない子ですね -- 名無しさん (2016-04-24 17 19 14) あの変な爆弾でハリーは傷を負っただけだったのにヴェノムは一撃で宿主諸共消し飛んだのすげーモヤモヤする -- 名無しさん (2016-05-14 01 23 08) 正直ピーターのサンドマンとの初戦での「また変な奴が…」発言にちょっと違和感。前2作で現れたヴィランとサンドマンを連ねてだろうけど、仮にも親友の父親と自分の尊敬していた科学者を変な奴呼ばわりって… -- 名無しさん (2016-05-29 10 22 04) ブラックスパイダーマンはかなり好きなデザイン -- 名無しさん (2016-05-29 10 43 17) アベンジャーズに加入させたのは口出しして失敗したのにこりたからかな? -- 名無しさん (2016-10-19 12 55 22) 人物像や特殊能力が根本から異なるけど、サンドマンはある意味「こうなってしまったかもしれないアントマン」だと思う -- 名無しさん (2016-11-18 10 25 02) バーナード最初っから言えよボケと思ったときに一瞬「主人には逆らえない小心者なのかな」とバーナードのことを思ったが、2の中盤でスパイダーマン捕獲に燃えるハリーに「お父様は〜」と苦言を呈してるくらいの発言力があったらしいのでやっぱりギルティ!! -- 名無しさん (2017-02-28 11 10 18) ヴェノムの扱いは原作とは違って不遇ではあるけど、憎しみや復讐心といった「人間の負の感情の象徴」としては上手く描かれていると思う。エディから切り離された時の最終形態のクリーチャーのような姿がそれを物語っている。 -- 名無しさん (2017-08-01 15 06 56) ↑間違えた。ヴェノムっていうか、シンビオートね。 -- 名無しさん (2017-08-01 15 08 46) それでサンドマンそんないらん感じのキャラだったのか -- 名無しさん (2017-08-17 10 08 35) いやサンドマンはピーターの復讐のくだり含め必要だったろ。あいつがいたから黒ピーターになったわけで、ある意味今作の物語の発端と言える。3は賛否両論だし「否」の言い分もわかるが、個人的には結構好きだったなぁ。ニュー・ゴブリンがツボだった思い出。 -- 名無しさん (2017-09-06 19 36 17) 3めっちゃ好き。原作知らんからキャラが~とかないし。まあ自分の好きなキャラが実写で誰やねんってなるのは邦画でもよくあるけど… とにかくこのシリーズ大好き -- 名無しさん (2017-12-10 05 01 26) これ観たのは中学生のころだったか。当然原作なんて知らなかったから敵味方入り乱れて大乱闘起こしてるのがすげー面白かった記憶がある -- 名無しさん (2018-03-21 16 19 48) アメスパ2のハリーはピーターと敵対したままシリーズが打ち切りになったのが何とも -- 名無しさん (2018-03-21 17 53 49) スパイダーマンヨ! -- 名無しさん (2018-11-08 23 37 01) ライミ版と単独版のエディの共通点は「欲をかいたせいで仕事をクビにされてヴェノムになった」という点ぐらいだよね -- 名無しさん (2018-11-19 13 38 17) ライミ版3、ファンは勿論のこと監督自身も酷評してるけど -- 名無しさん (2018-12-10 22 26 50) ↑途中送信してしまった。ファンはもちろんのこと監督自身も酷評してるけど近年の駄作映画と比べると完成度はかなり高いし、最後のピンチにハリーが助けに来る展開とか王道的だよね。ヴェノム出さなければ敵はサンドマンだけだったと思うんだけどその展開で1、2を超えられる内容になったのかなぁ…? -- 名無しさん (2018-12-10 22 29 01) ↑またまたすまん。完成度はかなり高いってのは言い過ぎかもしれん。「近年の駄作映画と比べるとおもしろいのは確か」と言いたかったのかも。見ていてここ変だなって突っ込みたくなったのはヴェノムがサンドマンに協力持ちかけたとこでサンドマンがヴェノムを目の前にして何事も無く去ろうとしたシーンくらいで他は違和感無く楽しめたような…あとライミ版4が制作されてたらリザードマンがメインヴィランだったらしいけどそれはそれで3以上の盛り上がりを望めない気がするんだがどうなんだろう?アメイジングスパイダーマン1は新シリーズだから関係無いとして -- 名無しさん (2018-12-10 22 32 08) ヴェノムていうかカーネイジ寄り -- 名無しさん (2019-01-13 19 40 53) 最初から言えって言われても、それを聞いてハリー自身が信じるか否かって観点が抜けている。あの戦いを誰も見ていない以上、スパイダーマンがノーマンゴブリンのジェットパックを使って倒したと思われる可能性が高いと思う。 -- 名無しさん (2020-12-17 20 03 58) サンドマンはピーターに許されたとはいえ、娘を救うために多額の金が必要なことに変わりはないし4があれば味方になるけど死ぬみたいな役割だったのかな -- 名無しさん (2021-04-30 19 41 36) エディターズカット版では執事の告白シーンがカットされて、ハリーが自分の意思でピーターを許す展開に変わったのいいよね -- 名無しさん (2021-05-19 10 39 49) 4がないのは残念だけど、最初の敵がゴブリンでその二代目と共闘して終わりってのは綺麗に纏まってて良いとも思う。それに親友のハリーが親の仇と友情の葛藤で魅力的だったからいなくなるとピーターの私生活を描くのが難しそう。 -- 名無しさん (2021-09-04 21 39 51) Bully Maguireで検索したら出来の良すぎるコラ動画のオンパレードで笑う まさか10年以上後になってから一大ネットミームに化けるとは当時の製作陣誰も思わんかっただろ -- 名無しさん (2021-09-27 15 32 31) ライミ版エディの日本語吹替えを担当した森川さんがのちにヴェノムのスピンオフ映画でマリガン刑事(原典ではトキシンになる人)を演じてたな -- 名無しさん (2021-12-03 19 09 08) 1でヒーローとして「覚醒」して、2で「挫折」を、3で「傲慢」を乗り越えて、4はどういうストーリーだったんだろう? -- 名無しさん (2021-12-24 21 46 46) 当時広告に出てたフォントが独特過ぎてしばらくの間スパイダーマンヨとしか読めなかった思い出が… -- 名無しさん (2022-01-01 10 58 13) 2↑監督は続編で彼が普通の人として生きていく方向だったらしいよ、すくなくともなにがしかの形でヒーローを辞めさせる予定だったらしい -- 名無しさん (2022-01-01 11 09 35) スパイダーバースでもBully Maguireダンスが再現されてたあたりソニーも公式でネタ扱いしてるよな…w -- 名無しさん (2022-01-17 09 49 19) 大家の娘ってピーターが好きだったの? -- 名無しさん (2022-02-02 22 07 10) 執事のこと色々言われてるけど、ヒートアップしてる時にあれ言われてもハリー「嘘を付くな!」とか言って話聞かないとは思う。人って感情が高ぶってると良くも悪くも前しか見えないし… -- スパイダーマッ! (2022-11-29 15 55 05) サンドマンの娘てどうなったんだろ...ノーウェイホームの時もまだ生きてるかな -- 名無しさん (2023-01-08 21 47 47) ↑ゲーム版「3」のサンドマンは娘を人質に取られて渋々ヴェノムに協力してたな -- 名無しさん (2023-07-08 23 53 02) 上が口を出すとロクな事にならない -- 名無しさん (2024-08-22 10 49 18) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/41632.html
登録日:2019/03/16 Sat 21 18 40 更新日:2023/11/17 Fri 16 30 09 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 CGアニメ Earth_1060B INTO THE SPIDER-VERSE MARVEL SF SPIDER-MAN TK from 凛として時雨 アカデミー賞受賞作 アカデミー賞長編アニメ映画賞 アニメ アメコミ キングピン クリストファー・ミラー グリーン・ゴブリン スコーピオン スパイダーバース スパイダーマン スパイダーマン スパイダーバース スパイダーマンだらけ ソニー・ピクチャーズ トゥームストーン ドクター・オクトパス ニューヨーク ピーター・ラムジー フィル・ロード ブルックリン プロウラー ボブ・ペルシケッティ マルチバース ロドニー・ロスマン 中村悠一 傑作 吉野裕行 名作 多元宇宙 大いなる力には、大いなる責任が伴う 大塚明夫 宮野真守 小野賢章 悠木碧 映画 時空を越えて集う者、スパイダーマッ! 洋画 豪華声優陣 高橋李依 大いなる力には、大いなる責任が伴う。 運命を受け入れろ。 『スパイダーマン:スパイダーバース(SPIDER-MAN Into The SPIDER-VERSE)』とは18年公開のアメリカのCGアニメ映画。 MARVEL社のコミックヒーロー「スパイダーマン」を題材としたアニメ映画である。 製作はソニー・ピクチャーズの子会社ソニー・ピクチャーズ・アニメーション。 製作総指揮には、『LEGO ムービー』のフィル・ロードとクリストファー・ミラーが名を連ねている。 監督はボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマンの3名があたった。 日本語吹替版のエンディングテーマはTK from 凛として時雨の「P.S. RED I」。 概要 さて、MARVEL COMICSにおける「スパイダーマン」は1人ではないことをご存じだろうか。 MARVELでは様々な世界観=アースが描かれ、そこでは異なる設定のヒーローが複数存在している。 無論スパイダーマンも例外ではなく、ことにスパイダーマンは大多数のアースで同時に存在しているのである。 そして、本誌の企画として「全アースのスパイダーマンを集結させる」コミックが生まれた。それが『スパイダーバース』である。 本作品はその企画を映画化したものであり、スパイダーマン映画としては初の試みとなる。 ただし、本作品とは原作版とは内容も含め大きく様変わりしているので注意。 スパイダーマッ!が登場するのは原作版の方である(もっとも、ちょっとしたお遊びはあるが(*1))。 時空が歪められた結果、複数のスパイダーマンが一つの次元に召喚され、チームを結成するという題材の本作。 今作で主人公に抜擢されたのは、コミック『アルティメット・スパイダーマン』で初の黒人(正確にはアフリカ系とヒスパニック系のハーフ)スパイダーマンとして登場したマイルス・モラレス。本作が映画としては初登場となる。 マイルスを元祖スパイダーマンのピーター・パーカーが導いていくというシナリオとなっている。 個性的な「スパイダーマン」たちが一堂に会するだけでなく、未熟なヒーローの成長譚としても完成されており、「スパイダーマン映画で史上最高傑作」の呼び声が高い。 公開されるや否や全米で絶賛された本作は、アメリカ国内のアニメを対象としたアニー賞において最優秀長編アニメーション作品賞をはじめとする4部門を受賞。 それだけではなく、ゴールデングローブ賞の長編アニメーション作品賞、さらには世界一有名な映画賞であるアカデミー賞の長編アニメ映画賞を受賞し、その勢いは留まるところを知らない。 すでに続編の製作も決定しており、どの新しいスパイダーマンが加入するか期待が寄せられている。 ちなみに本作の日本語版キャッチコピーはサム・ライミ版実写映画第1作と同一のものである。 ストーリーや細かい演出にもサム・ライミ3部作を意識したものが多いので予め目を通しておくと更に楽しめる。 ストーリー ここニューヨークでは、1人のヒーローが日夜活動を続けていた。 その名はスパイダーマン。蜘蛛のように壁を這い歩き、ビルの谷間を渡り、人を助け、悪を打ち砕く親愛なる街の隣人だった。 一方、ブルックリンに住む中学生の少年、マイルス・モラレスは自分の人生に悩んでいた。 望まぬ進学校での生活に何かと口うるさい父親との確執によって、彼は自信を失ってしまう。 彼にとっての心の癒しは叔父のアーロンとの時間だけだった。 そんなある日、彼は捨てられた古い地下鉄の駅で一匹の蜘蛛に噛まれ、指が壁にくっついたり他人の心が読めるようになったりする特殊能力を身につけてしまう。 真相を確かめるべく、後日マイルスは蜘蛛に噛まれた地下通路へと向かうが、その奥で謎の巨大な装置と、怪物と戦うスパイダーマンの姿を目撃し、その戦いの渦中に巻き込まれてしまう。 戦いの果てで作動した装置は爆発を起こし、スパイダーマンことピーター・パーカーはマイルスに装置を止めるキーを手渡し、その直後現れた悪の親玉、キングピンに殺されてしまう。 責任を感じたマイルスは与えられた能力を使ってスパイダーマンの代わりを務めようとするが上手く行かない。 ピーターの墓の前で嘆いていると、そこへピーターそっくりの中年男が現れる。 そう、キングピンの開発したのは多元宇宙を繋げる装置であり、装置の暴走によって異なる5つの次元の扉が開いてしまった。 そして、それぞれの次元から、異なる5人の「スパイダーマン」がやって来たのである…! 登場人物 ※CVは英語版/日本語吹替版の順で記載。 スパイダーマン一同 スパイダーマン/マイルス・モラレス CV シャメイク・ムーア/小野賢章 進学中学校ヴィジョン・アカデミーに通うアフリカ系とヒスパニック系のハーフの少年。 非常に優秀な頭脳を持っているが、気の知れた地元から離れた生活を嫌がり、退学になるためにテストで意図的に0点を取っていた。 趣味はグラフィティ・アートで習作をスケッチブックに描き留めたり、自分のお手製ステッカーを作ってこっそり街に貼ったり、壁にスプレーで落書きしたりしていて、中々の腕前。 自分の素行について口うるさく、学校のことについても口出ししてくる父を鬱陶しく感じる迷えるお年頃。 ある日古い地下鉄の駅で放射性の蜘蛛に噛まれて壁に自在にくっつける能力を得たことがきっかけで、スパイダーマンの戦いに巻き込まれることとなり、瀕死のピーター・パーカーに使命を託される。 ピーターの跡を継いでコスプレ用スパイダーマンスーツを着たものの未熟なため上手く行かなかったが、別世界のピーター・B・パーカーとの出会いや他の次元のスパイダーマンたちと戦いを共にし、本物の戦士として目覚めていく。 作中何度も「解けた靴紐」「くっついて離れない指」が彼が勇気を持って一歩踏み出せないでいることの象徴として描写される。 壁に張り付く能力だけでなく、身体から麻痺毒を発する能力や透明になる能力を身に付けたが、当初は上手くコントロールできずにいた。 スパイダーマン/ピーター・パーカー CV クリス・パイン/中村悠一 マイルスの世界でニューヨークを中心に活躍していた、いわゆる「元祖」で最も有名でスパイダーマン。 我々の知るアース-616の「ピーター・パーカー」のイメージが最も強く反映された人物だが、26歳の大学院生で金髪の美青年であるなどの相違点もある。 悪党退治に人命救助に勤しみ、最愛の妻とも順調、さらにタイアップCMや音楽も出したりして順風満帆な人生を歩んでいた。 キングピンの野望を打ち砕くために次元転移装置を破壊しようとグリーン・ゴブリン、プロウラーと激戦を繰り広げたが、その戦闘の果てに装置は爆発し重傷を負う。 その後、偶然巻き込まれた少年マイルスに装置を破壊するためのキーを託し、現れたキングピンに殺されてしまう。 後述のピーター・B・パーカーと区別するため「RIピーター・パーカー」と呼称される。 パーカー家の物置を超ハイテクなガジェット倉庫に改造しており、その中にはPS4『Marvel s Spider-Man』のアドバンス・スーツを始め各コミック作品に登場するスーツが収められている。 スパイダーマン/ピーター・B・パーカー(From Earth-616B) CV ジェイク・ジョンソン/宮野真守 マイルスが最初に出会った別世界のピーター・パーカー。現世界のピーターとは異なり黒髪。 40代のくたびれた中年男で、かつてのヒーローとして活躍していた面影はほとんど残っておらず、腹もすっかり突き出ている。 ヒーロー活動に打ち込み過ぎたせいで子供も作らず、妻のMJとも離婚してしまい、復縁したいもののその勇気を持てずにいた。 次元転移でマイルスと偶然出会い、彼からスパイダーマンとしての指南を乞われ、嫌々ながらそれを了承し、奇妙な師弟関係が出来上がる。 当初厭世的で皮肉屋だったが、戦いの中徐々にかつての戦士としての気力を取り戻し、自らを犠牲にしても他のスパイダーマンたちを元の世界に戻そうと尽力する。 スパイダーマンとして活躍した期間が最も長いため、ヒーローとしては5人の中でも一番のベテランで、ブランクを感じさせない動きを見せる。 また、長い暗証番号を一発で記憶する、軽口で相手を挑発しペースを崩すなど、原作におけるピーターのように知略に長ける一面も。 しかし… 彼もまた、否、ある意味マイルス以上に悩み、傷つき、迷っていた(その証左に彼の靴紐も解けており、それどころか左右ちぐはぐの靴を履いている)。 しきりに自己を犠牲に仲間を元の世界に返そうとするのも、元の世界に帰り自身の問題に向き合うことに怯えていたがため。 しかし恐れを振り切り、勇気ある一歩を踏み出して最終決戦に駆けつけたマイルスの姿にピーター自身も迷いを捨て、若きスパイダーマンにNYの命運全てを託し、元の世界へ帰っていった。 行け、マイルス───お前ならできる。 エンディングではきちんと左右揃った靴に紐もしっかり結んで、MJの元を訪れている。 スパイダー・グウェン/グウェン・ステイシー(From Earth-65B) CV ヘイリー・スタインフェルド/悠木碧 マイルスと同い年の、白いスーツを身に着けたスパイダーウーマン。 他のスパイダーマンたちより一足先に現次元に出現し、マイルスの学校に転入して潜入捜査を行っていた。マイルスとの初対面でスパイダー・センスが反応し彼がスパイダーマンの力を持つことには気づいていたものの、正体を明かさず探り探りで接していた。結果、能力を使いこなせない彼の不注意で彼の左手と自身の右側頭部がくっついて離れなくなり、髪の毛をカットされアシンメトリーのヘアスタイルになった。 自分の世界の友人・ピーター・パーカーがヴィラン化したうえに彼を殺してしまい、そのことがトラウマとなって友達を作れないでいる(*2)。 しかし、転入先で知り合ったマイルスとの関わりや他のスパイダーマンたちとの出会いで、心を打ち解けていく。 スパイダーマン・ノワール/ピーター・パーカー(From Earth-90214B) CV ニコラス・ケイジ/大塚明夫 モノクロの世界から来たスパイダーマン。職業は探偵。 1933年の世界恐慌の最中、ギャング絡みの硝煙に塗れた犯罪を孤独に戦うハードボイルドヒーロー。 「色」の存在しない世界から来たため、現世界のカラフルさに憧れを抱いている。ルービックキューブがお気に入り。 ペニー・パーカー SP//dr(*3) (From Earth-14512B) CV キミコ・グレン/高橋李依 32世紀の未来から来た少女と蜘蛛型パワードスーツ。 日本のアニメ風絵柄で表情豊かな天才女子中学生で、蜘蛛に噛まれたことにより身に着けたサイコリンク能力で自律式のパワードスーツSP//drの頭脳である蜘蛛と意思疎通しながら動かしている。 SP//drの起動試験中に父親を事故で亡くし、父の代わりにSP//drの操縦者となった。 原作コミックではエヴァンゲリオン風の巨大パワードスーツを纏ったダウナーな少女であり、本作に登場するスパイダーメンの中では間違いなく最もアレンジされたキャラクターと言える。 スパイダーハム/ピーター・ポーカー(From Earth-8311B) CV ジョン・ムレイニー/吉野裕行 カートゥーンの世界から来たブタ型のスパイダーマン。 コミックの『スパイダーバース』と違い、本作のハムは原典準拠の「豚の力を持った蜘蛛」である。 見た目からしてやることなすこと全てがギャグになってしまうが、周囲を的確に皮肉るニヒリズムを持ち合わせている。 戦闘力も高く、磁石やハンマーといったギャグタッチのギミックを使用。 ヴィランズ キングピン/ウィルソン・フィスク CV リーヴ・シュレイバー/玄田哲章 巨大な体格と凄まじい怪力、そして不屈の執念を持つ男。 相撲が得意で、特殊な武器もパワードスーツも薬品による強化も魔法も超能力も一切持たない生身の人間ながら、ヒーローに肉薄する強大な戦闘力の持ち主。 表向きは心優しき実業家だが、裏の顔はニューヨークを牛耳る犯罪組織のボス。 行く先々で自分の邪魔をするスパイダーマンに激しい憎しみを抱いている。 スパイダーマンを攻撃する姿を目撃されたことで妻子に逃げられ、その挙句に2人が事故死してしまい、2人を取り戻すために「妻子が生きていた次元」と現次元を融合させる計画を思いつく。 しかし、それは今の次元を破壊しかねない禁断の手段であった。 スパイダーマンを殺し、邪魔者はいなくなったと思われていたが、別次元のスパイダーマンたちの到来によって彼らと戦うこととなる。 実写では『デアデビル』のヴィランとして有名。 プロウラー CV ? キングピンに忠実な殺し屋。常にデップーに似たデザインの覆面を被り、正体は不明。 特製のギミックを装備したスーツを着用して空を飛び、高速のバイクで敵を追い詰める。 キングピンからマイルス殺害を請け負うが、その任務の先で思いもよらぬ展開が…。 ドクター・オクトパス/オリヴィア・オクタヴィアス CV キャスリン・ハーン/渡辺明乃 アルケマックス社の量子物理学者。まさかの女性版ドック・オク。 一見陽気な女性だが、研究のためなら手段を選ばないマッドサイエンティスト。 キングピンの命令を受けて次元転移装置を開発し、その結果に興味深々。 四本の巨大アームを自在に操るスーツを着用する。 ちなみに他の研究者達も、侵入者であるスパイダーマンを光線銃で攻撃したりと危険な連中である。 トゥームストーン/ロニー・トンプソン・リンカーン CV マーヴィン・ジョーンズ3世/鶴岡聡 キングピンに忠実な部下。灰色の肌をした長身の大男。 ボスに逆らう者ならば味方であろうと銃を向ける。 スコーピオン/マック・ガーガン CV ホアキン・コシオ/三宅健太 全身をサソリのように改造された怪人。 足は四つの機械で出来ており、スペイン語を喋る。 グリーン・ゴブリン/ノーマン・オズボーン CV ヨーマ・タコンヌ 全身緑の巨大な怪物。元は人間だったようだが、現在は見る影もなく獣そのものとなっている。 ピーター・パーカーとの戦いで次元転移装置の爆破で死亡。 リザード/ピーター・パーカー トカゲ人間となった怪人。 グウェンがいた世界のピーター・パーカーがヴィラン化した姿であり、回想シーンのみの登場。 上述にある通り、グウェンとの戦闘で命を落としていた。(*4) 周囲の人々 ジェファーソン・デイヴィス CV ブライアン・タイラー・ヘンリー/乃村健次 マイルスの父でNY市警の警官。 息子の身を案じるあまり彼に口うるさくしつけており、逆に彼に鬱陶しがられている。 警官として強い誇りと使命感を持つが故に、法に沿わず勝手に悪を取り締まるスパイダーマンのことを快く思っていない。 なお、乃村氏はドラマ版『デアデビル』でキングピンの日本語吹き替えも演じていた。 リオ・モラレス CV ルナ・ローレン・ペレス/小島幸子 マイルスの母で看護師。 父を煙たがる息子の心を解きほぐそうと優しく接する。 アーロン・デイヴィス CV マハラーシャ・アリ/稲田徹 マイルスの叔父でジェファーソンの弟。 普段遊んでばかりで自堕落な生活を送っているが、気さくで面倒見がいいためマイルスから慕われている。 最近ある仕事が入ったためマイルスとの時間がおろそかになっているが…。 メイ・パーカー CV リリー・トムリン/沢海陽子 ピーター・パーカーの育ての叔母。 スパイダーマンとしてもサポート役を務めており、彼の死後、地下の秘密基地を守り続けていた。 家を荒らす者にはバットで立ち向かう男気を持つ。 メリー・ジェーン・パーカー CV ゾーイ・クラヴィッツ/甲斐田裕子 ピーター・パーカーの最愛の妻。彼の葬儀では参列客たちに生前の夫の遺志を伝えた。 別次元ではピーター・B・パーカーの妻でもあったが、スパイダーマンとして身を乗り出しすぎた生活のために心がすれ違い、彼と離婚してしまう。 ベン・パーカー CV 不明/長克己 ピーター・パーカーの育ての叔父。 「大いなる力には大いなる責任が伴う」の名台詞を甥に遺した。 ヴァネッサ・フィスク CV レイク・ベル/田中敦子 リチャード・フィスク CV 不明/大平あひる キングピンの愛する妻と息子。 スパイダーマンを痛めつけるキングピンの姿に恐怖し彼から逃げ出し、その途中で事故に遭って死亡する。 キングピンは彼女らを別次元から取り戻そうとしているが…。 ガンケ マイルスのルームメイト。 オタクでパソコンやコミックにかかりきりであり、転入してきたルームメイトにも無関心。 スタン・リー CV 本人/高桑満 …まだ出てるよ! スパイダーマングッズ店を経営しており、スパイダーマンのコスプレスーツで悩むマイルスに「サイズは合うよ、いつかね」と「後戻りできないこと」を教えた。 サウンドトラック/劇中歌 マイルスのファッションやグラフィティ趣味を始め、要所要所にヒップホップやストリートカルチャーの小ネタが散りばめられている今作だが、特に顕著なのがサントラや劇中歌。 繰り返し印象的に使用された「SUN FLOWER」を歌うポスト・マローンを筆頭にニッキー・ミナージュやジュース・ワールド、Ty Dolla $ignなど、新進気鋭の若手ヒップホップ/R Bアーティストが多数参加しており、 マイルスの「現代のNYに住むどこにでもいるような少年」というキャラクター性が強調されている。 一方、物語序盤でマイルスがアーロンのアパートに向かうシーンでは、ヒップホップ東西抗争の最中に命を落としたノートリアスB.I.Gの名曲「Hypnotize」が流れている。 ノートリアスB.I.Gと言えばブルックリン生まれブルックリン育ちの伝説的なヒップホップアーティストで、デビュー前にはクスリの売人をしながらフリースタイルラップでスキルを磨いていた逸話も広く知られている。 アーロンの年齢を30後半~40前半と仮定すれば、ちょうどマイルスくらいの多感な年頃に彼の全盛期とその死を見ている事になる。 それを踏まえてこのシーンを見るとアーロンが「未だに昔の生き方を変えられない不器用で哀れな中年」にも見えるかもしれない(顔はむしろノトーリアスB.I.Gより、ライバルのトゥパック・シャクールの方が似ている)。 また、マイルスとアーロンの2人が閉鎖された地下鉄駅の跡地にグラフィティアートを描くシーンでは、更に前の世代のクラシックにしてヒップホップアンセム「Apache」がリミックスされて使用されているなど、古参ヒップホップオジサンにも優しい。 余談 ピーター・B・パーカーの当初声優には、一番ベテランであるという設定を利用してサム・ライミ3部作でピーターを演じたトビー・マグワイアを起用する予定だったらしい。もし実現していた場合、日本版吹替キャストは猪野学氏になっていたことだろう。 さらに『アメイジングシリーズ』でピーターを演じたアンドリュー・ガーフィールドや、MCUシリーズでピーターを演じているトム・ホランドも出演することも予定していた。 もし実現すればファンにとっては天地がひっくり返るほどの興奮する瞬間になっていたかもしれないが、 「『スパイダーバース』の概念が分かりにくくなってしまう」という不安と「観客の混乱を招く」という理由で残念ながら実現されなかった。 そして、その実現されなかった“夢の共演”は数年後にまさかの形で実現する事となる…… OK。じゃあもう一度最初から説明するよ。 僕はWiki篭り。10年間このアニヲタWiki(仮)で追記・修正しているWiki篭りだ。 項目を作ったり、荒らしを火消ししたり、細かいところを追記・修正したりとかね。 誰でも項目を作れる。君にだってWiki篭りになれるんだ。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- スパイダーマン2099/ミゲル・オハラ CV オスカー・アイザック/関智一 ライラ CV グレタ・リー/坂本真綾 マイルスたち6人のスパイダーマンの戦いを別世界で監視していたスパイダーマンとそのパートナー。 彼らの手にはマルチバースを自力で行き来できるガジェットがある。果たして彼らの目的は…? ミーム・スパイダーマン CV ヨーマ・タコンヌ/稲田徹 アース67、1967年~1970年にアメリカで放送されたアニメの世界でのスパイダーマン。 応援を乞いに自身の目の前に現れたミゲルを偽者呼ばわりした。 彼とミゲルが口論になっているシーンを最後に本作は終了する。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 敵は、全て(マルチバース)のスパイダーマン SPIDER-MAN ACROSS OF THE SPIDER-VERSE アクロス・ザ・スパイダーバース 運命なんてブッつぶせ。 6.16 FRI NEXT SPIDER-MAN ACROSS THE SPIDER-VERSE △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 予告だとマイルスの世界のスパイディ(死んじゃった方)も宮野がやってたから、本編観るとあれ、声が違う?と思ったらまさかの中村悠一だった。 -- 名無しさん (2019-03-16 21 49 31) RIPってことか、RIピーターって -- 名無しさん (2019-03-16 22 03 10) ピーター・BはE616出身だから、彼が所謂正史世界のスパイダーマンなんだよね -- 名無しさん (2019-03-16 22 04 09) まさに動くアメコミ -- 名無しさん (2019-03-16 22 13 16) 冒頭のテストの一件やアインシュタインにちなんだジョークからしてマイルスは勉強は得意なんだと思ったが、実際どうなんだっけ? -- 名無しさん (2019-03-16 22 39 20) RIピーター、吹き替えが中村悠一でブルックリンって、これキャップじゃね?って思った。 -- 名無しさん (2019-03-16 23 33 14) 本編見てからだと予告編が嘘過ぎて笑う -- 名無しさん (2019-03-17 00 01 08) アニメだしアベンジャーズとも関係無いしで程ほど楽しめる程度だろうとか甘く見てたらブッチギリで面白かった件 -- 名無しさん (2019-03-17 01 01 39) つまりあれか、過去改変してBLACKを倒そうとしたらてつを大集合になっちゃったみたいな(動機が全く違うが) -- 名無しさん (2019-03-17 10 04 46) レオパルドンは出ないのか… -- 名無しさん (2019-03-17 11 49 33) 続編あるなら東映版や池上版の参戦を是非・・・。原作では結構な活躍するし>レオパルドン -- 名無しさん (2019-03-17 14 54 01) ファミリー映画的な米版トレーラーに対しシリアスな感じの日版トレーラーが米国でも 「coolだ」と評判良かったとか。内容ばかり割とファミリー映画だけど。傑作。 -- 名無しさん (2019-03-17 17 54 41) 興行収入良かったら続編で山城拓也とレオパルドン出すって言ってるんだっけ?是非出してほしいものだ。 -- 名無しさん (2019-03-17 19 01 24) ノワールも実際マイルドになってるからね(元々の世界では銃ぶっ放すし) -- 名無しさん (2019-03-17 20 59 33) 最後のオマケ?で爆笑した。アメリカのアニメスパイダーマンとかクソ懐かしすぎる… -- 名無しさん (2019-03-17 22 53 56) ↑スパイダーマンです! 一緒に来て下さい! -- 名無しさん (2019-03-18 13 20 22) ピーターBはTRN701出身だぞ。 -- 名無しさん (2019-03-18 17 25 45) マイルスの出る原作について調べてみたけど、彼もあっちじゃつらい境遇味わってるみたいだな…一方でこの映画だとただのモブだったルームメイトが原作じゃめっちゃいい奴でもあるらしいが -- 名無しさん (2019-03-18 20 47 05) ↑MCUのネッドのモデルがガンケなんだけど、本作でもガンケ出したら現行作品のネッドとキャラが被るから出番を減らしたって聞いた -- 名無しさん (2019-03-18 22 29 34) なんか、スタン・リーの出番が何度もあるって? -- 名無しさん (2019-03-18 22 57 51) アメコミ映画はウィンター・ソルジャーから全部同じに感じるようになって見るの辞めたんだけど、これはホント凄かったわ。続編出るならレオパルドンも実写版も少しでいいから出て欲しいわ -- 名無しさん (2019-03-24 01 30 17) ほとんどスパイダーマン知らない自分でもすごい楽しめた 映像に圧倒されて思い出せないところが多々あるからコミックのほうも読んでいつか再戦したい -- 名無しさん (2019-05-07 13 08 00) ということはもしや、例えばアイアンマンでも、映画版のアイアンマンや、『アッセンブル』版や、『フューチャー・アベンジャーズ』版の彼とかが一同に会する作品が出る可能性も!?(妄想 -- 名無しさん (2019-05-07 13 57 09) オールスター物だけど、全登場作品に対する事前知識がゼロな人が観てもまったく問題無いと思われる作品(むしろ知識がない方がマイルスに近い感覚でストーリーに浸れるまである)。個人的に近年、映画館鑑賞した中ではトップレベルに面白かった。パーカー姿のマイルススパイダーマンとSP//drのフィギュアーツ化を願ってやまない -- 名無しさん (2019-05-07 16 27 55) 終盤のペニーとハムとノワールが手を繋いでるシーンは原作オマージュだと気づいた。 -- 名無しさん (2019-07-01 12 22 11) ↑4 というか、エンドゲーム後のピーターのもとに、フューチャーアベンジャーズ版のアイアンマンが来てくれる、という展開もきてほしいなぁ。 -- 名無しさん (2019-07-04 15 55 57) 確かに知らん人の方が楽しめるかもしれん。自分は序盤が少し長くて退屈だったし。 -- 名無しさん (2019-07-15 10 10 23) ピーターB以外は外見・名前で区別がしやすいキャラクターが選ばれた感じだったな。翔くんがいないのが残念だが、少年=マイルス、日本風=ペニー、子供向け=ハム、モノクロ=ノワールとかぶりまくっていたから仕方ないか -- 名無しさん (2019-08-08 16 39 49) ミーム・スパイダーマンは稲田徹さんです。 -- 名無しさん (2020-09-24 17 31 08) そういや、メイおばさんってオリビアことを「リブ」って愛称で呼んでたけど、昔の同級生とかそんなんなのかね? -- 名無しさん (2020-12-18 21 26 13) 順風満帆(死んだけど)なピーター・パーカーより能力あるのに上手く行かないB・パーカーの方がピーターっぽく感じる、口調と体型は違うけど -- 名無しさん (2021-09-02 00 30 33) 悠木さんはこの後にも「異世界に移動させられた白い蜘蛛の少女」を演じることに -- 名無しさん (2022-01-15 20 57 02) ペニー・パーカーとSP//drが良すぎて機械と少女の組み合わせに目覚めた自分がいる -- 名無しさん (2022-01-15 21 13 48) 東映マッ!はアクロスに登場決定って言ってなかったかね?今の所予告の類に見当たらないのはサプライズ用隠蔽、でいいのかな? -- 名無しさん (2023-06-05 20 50 42) あんなさりげないシーンで生まれるヴィランがいるか! -- 名無しさん (2023-06-22 06 33 14) アクロスもハチャメチャに面白かった…! -- 名無しさん (2023-06-28 21 55 35) ↑念 でも例のストライキが長引くせいでビヨンドの公開が無期延期状態になってるのが… -- 名無しさん (2023-07-31 17 58 28) 一番最初のコミックコードでめっちゃ笑ったわ -- 名無しさん (2023-09-18 02 28 11) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/studentx/pages/171.html
スパイダーマン(実写映画) 監督:サム・ライミ 製作費:$139,000,000 興行収入:日本・75億円/アメリカ・$403,706,375 / 世界 $821,708,551 続編:スパイダーマン2、スパイダーマン3 概要 「スパイダーマン」(原題:Spider-Man)は2002年公開のアメリカ映画。マーベル・コミックのヒーロー、スパイダーマンを主人公にしており、最終的には三部作の一作目となった。 本来は六作目まで予定されていたがキャンセルされ、2012年からは「リブート」され別の系統の作品となる「アメイジング・スパイダーマン」が公開された。 あらすじ 主人公ピーター・パーカーは高校生。両親を亡くし、今はベンおじさんとメイおばさんと三人で暮らしている。科学が得意だが気が弱くスポーツも苦手で、学校ではからかわれる毎日。幼馴染みのメリー・ジェーン・ワトソンが気になって仕方ないが、思いを伝えることはできない。 ピーターは高校の社会見学でコロンビア大学の研究室を訪れ、見学中に遺伝子操作を受けた蜘蛛に噛まれてしまう。 翌日、目が覚めると超人的な体力が備わり、壁を登り、手首から蜘蛛の糸を出す力が備わっていた。 一方、軍需産業「オズコープ」。社長はピーターの唯一の友人、ハリー・オズボーンの父、ノーマン・オズボーン。ここでは政府の計画に従い、新薬により超人兵士を産み出す計画が進められていた。 しかし思うような結果が残せず、政府がオズコープとの契約を打ち切ることを示すと、ノーマン・オズボーンは焦り自らで人体実験を行う。しかし失敗し、超人的な身体能力を得るかわりに精神に異常を来たし、邪悪な別人格を宿すようになってしまった。 特殊な能力を試したピーターは、能力を金儲けのために使うことを思い立ち、自作のコスチュームを着て賭けプロレスに挑戦。司会者に「スパイダーマン」と名付けられる。 しかしギャラを巡るトラブルから、プロレスの事務所を襲った強盗をわざと逃がす。泥棒は逃亡の間にピータの叔父ベンを殺害してしまった。それに気づいたピーターに、ベンの言葉『大いなる力には大いなる責任が伴う』が重くのしかかる。彼はこの言葉に従い、犯罪と戦うヒーローとなった。 彼は高校を卒業し、ニューヨークで大学に通いながらヒーロー活動をするようになる。 オズコープ社の業績は良くなっていたがオズボーンは会社から解雇を言い渡される。 彼は復讐心に駆られ、自社で開発したパンプキン・ボムやグライダーを武器に、会社役員の命を狙うが、スパイダーマンとなったピーター・パーカーに阻止されてしまう。 グリーンゴブリンはスパイダーマンを仲間に引き入れようと画策し、メリー・ジェーン・ワトソンを巻き込んだ戦いが始まった。 キャスト 役名 俳優 解説 スパイダーマン / ピーター・パーカー トビー・マグワイア 主人公。遺伝子操作を受けた蜘蛛に噛まれて超人的な能力を得る グリーンゴブリン /ノーマン・オズボーン ウィレム・デフォー スパイダーマンの宿敵。血清の人体実験に失敗し、狂気に走る メリー・ジェーン・ワトソン キルスティン・ダンスト ピーターが思いを寄せる幼馴染み。 ハリー・オズボーン ジェームズ・フランコ ピーターの親友でノーマン・オズボーンの一人息子。 ベン・パーカー クリフ・ロバートソン ピーターの叔父。貧乏だが善良な男でピーターの精神的な支柱。 メイ・パーカー ローズマリー・ハリス ピーターの叔母。 J・ジョナ・ジェイムソン(JJJ) J・K・シモンズ ニューヨークの新聞社、デイリー・ビューグル社の編集長。スパイダーマンを悪人と決めつけている。 ジョセフ・ ロビー ・ロバートソン ビル・ナン デイリー・ビューグル社の編集長でピーターに優しい。スパイダーマンは善人だと支持している。 ベティ・ブラント エリザベス・バンクス JJJの秘書。 サム・ライミ版スパイダーマンでは蜘蛛の糸は体内から射出される生体ウェブとなったが、原作ではピーターが開発したウェブシューターから射出される。この設定変更は『高校生がこんなものを発明できるはずがない』というリアリティを重視したものだった。映画の影響か、日本では生体ウェブのイメージが定着した。 人工的なウェブ・シューターはリブートした映画、アメイジング・スパイダーマンで採用された。 グリーンゴブリンは原作では着ぐるみ的な覆面を被ったデザインだが、映画ではメタリックなデザインに変更された。 終盤、MJが拉致されてからグリーンゴブリンの死までは、原作コミックでグウェン・ステイシーが殺されるシーンのオマージュになっている。
https://w.atwiki.jp/duelrowa/pages/50.html
床一面、そして壁一面に『デュエル・モンスターズ』のカードが敷き詰められた薄暗い一室……そこに『スパイダーマン スパイダーバース』のBlu-ray DVDセットのケースが置かれた。 ☆☆☆ OK!じゃあもう一度だけ説明するね? 僕はマイルス・モラレス。 放射性の蜘蛛に噛まれてから、今まで数ヶ月間……この世にたった一人の『スパイダーマン』だ! 後は知ってるよね? 僕は他の次元からやって来た『スパイダーマン』達と一緒にキングピンの野望を打ち砕いて、 僕の世界の初代スパイダーマン『ピーター・パーカー』の代わりに、街とそこに住む人達を救う毎日を送っていたんだ。 そしたらある日……突然妙な事が起きたんだ。 本当に妙な事が。 どういう訳だか……僕はいきなり爆弾入りの変な首輪を付けられて、『殺し合い』に強制参加させられてしまったんだ! まるで『ハン◯ーゲーム』みたいだよ! 説明の場所には、僕以外にも何十人もの人達が集められ、見せしめに僕より少し年上、高校生くらいの男の人が殺されてしまった……。 何の罪も無い人達を誘拐して、殺し合いをさせるなんて許せない! 僕は絶対に、この『殺し合い』を止めてみせる! ☆☆☆ 会場についてすぐ、僕は森の中をスイングしながら移動してた。 幸か不幸か、僕のスパイダーマンスーツとスーツに付いてるウェブシューターは、取り上げられなかったんだ。 僕が会場に送られた時、周りには他の参加者達の姿はなかった。 一刻も早く巻き込まれた人を助けないと! 僕は木々の生い茂る森の中を急いで移動していく。 しかし、こうやって森の中をスイングしてると、ピーターと一緒にアルケマックスに忍びこんだ時を思い出すなぁ……なぁ~んて僕が考えていた時だった。 突然、目の前の空中に、背中から天使みたいな翼を生やした黒い服の女の子が現れたんだ。 しかも僕がスイングで移動しようとしていた場所に! 「うわぁっ!どいてぇー!!」 「……えっ?」 僕は女の子に向かって叫んだけど、少し遅かったみたいだ。 僕は天使みたいな翼のある女の子に、空中で正面衝突しちゃったんだ! 「うわあぁぁ!?」 「きゃあああ!?」 女の子の方も受け身が取れなかったみたいで、僕達二人は森の中に墜落しちゃったんだ。 「イタタタ……」 「うーん……」 幸い、小枝や落ち葉がクッションになっておかげで、僕も女の子にも目立つケガはついていなかった。 僕はぶつかってしまった女の子に覆い被さっている態勢になってて、女の子の方は地面に仰向けに倒れてた。 それにしても、改めて見てみるとキレイな娘だなぁ……。 歳はだいたい僕より少し上くらい。 銀色の髪を肩に付くか付かないかくらいに切り揃えていて、下手なアイドルやセレブ歌手以上に整った顔をしている。 背中から黒い羽根の翼が生えてる事と合わせて、なんだか教会の絵から抜け出したみたいな神々しさすら感じてしまう程の美少女だ。 グウェンやペニーとどっちが可愛いかなぁ~……って、何を考えているんだ僕は? 「……だ、大丈夫!?ケガしてない!?」 「う、うん……平気」 「ゴメンね!いきなりぶつかったりして……」 「私の方こそ……よそ見しててゴメンね」 女の子が僕に謝りながら起き上がろうとした時だった。 ふにょん! 「きゃっ!」 「……えっ?」 僕の手が、なんだかものすごく大きくて柔らかくて手触りの良い感触を感じ、目の前の女の子が小さな悲鳴を上げた。 ま、まさか……。 僕は恐る恐る自分の視線を女の子の顔から下の方に下げる……そうしたら……。 僕の右手は、 目の前の女の子の、 スパイダー仲間のグウェンやペニーよりも二周りか三回りくらいは大きな胸を…… 鷲掴みにしていたんだ! 「うわあぁぁ!ご、ゴメン!!」 僕は慌てて、女の子の胸から手を離したけど……これが余計に不味かった。 ビリリッ! 『・・・えっ?』 僕はあまりに慌て過ぎていて、パワーの制御ができていなかったらしい。 僕の右手は女の子の服にくっついていて…… 僕が手を離そうと瞬間、女の子の服の胸元の辺りの布が一緒に破けて…… 女の子の、 僕の数少ない女子友達であるグウェンやペニーよりも遥かに大きな胸が…… 剥き出しになってしまったんだ!! 「……キャアアアアアアア!!!」 「うわあぁぁ!?ごごごごゴメン!!」 女の子は剥き出しになった胸を両手で隠しながら悲鳴を上げ、 僕も慌てて女の子から顔を背けた。 クソっ!何やっているんだ僕は!? いくらわざとじゃないからって、これじゃあ『痴漢』と変わらないじゃないか!? 僕が自己嫌悪と罪悪感に震えていると……。 「……どうした!?大丈夫か!?」 ……僕と女の子の前に、また別の参加者らしき人が現れた。 黒い詰襟の服に赤いマフラーを身につけて、左手に包帯を巻き付けたピンク色の短髪の男の人だ。 ペニーに似ている顔つきからして、アジア系……それも中国か韓国か日本辺りの人だ。 「……えっ?」 突然現れた男の人は、固まってしまっていた。 それはまあ、そうだろうなぁ……。 何せ今、僕は全身タイツにマスク姿という格好で歳の近い女の子に覆い被さっていて、その女の子は、服の胸元が破かれて胸が丸出しの状態なんだから。 うわぁ~……自分の事だけど、凄い犯罪チックな光景じゃないか。 「あ~……」 男の人は僕達を眺めながら顔を赤くして、頬を指で掻きながら所在なさげにしていた。 そして…… 「……す、すまない。邪魔をしたみたいだ。ち、ちゃんと避妊するんだぞ?」 ……おもむろにそう言うと、僕達から背を向けて歩きだして…… 「いや待って!ちょっと待って!!」 ここで変な勘違いされたまま立ち去られると、スッゴク不味いんだけど! 僕、レイプ犯扱いされちゃうよー!! 僕は必死に男の人を呼び止めた。 ☆☆☆ 一面に『デュエルモンスターズ』のカードが敷き詰められた薄暗い一室……そこに置かれていた『スパイダーマン スパイダーバース』のBlu-ray DVDセットのケースの両脇に、 テレビアニメ版『うたわれるもの』のDVDボックスと 『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』のBlu-rayボックスがそれぞれ置かれた。 ☆☆☆ 私、カミュ! オンカミヤムカイの第2皇女! 今はウルトお姉さまと一緒にトゥスクルって國にいるの! トゥスクルはスッゴク良い國でね、アルちゃんって友達ができたんだよ! それからねぇ……… (以下、省略) ☆☆☆ 俺は人吉爾朗(ひとよし じろう)。 厚生省所轄『超過人口審議研究所』、通称『超人課』のメンバー……いや、『元』メンバーだ。 俺は超人課の一員として、人々を守る『超人』達を守り助ける為に努力を重ねてきたが……ある事情から超人課を出て、今は在野の一人として超人を守る活動を続けている……。 一応、俺自身は『ただの人間』を自認しているが……俺の体の中には、世界の破滅を望んでいる『怪獣』がいる。 今のところ、俺は自分の中の『怪獣』の力を制御できてはいるが……もしも暴走すれば、数えきれない被害が出るほどの危うい力でもある。 俺については……とりあえずこんなところだ。 ☆☆☆ 「ハァァァァ……」 僕は森の中で体育座りしながら深い、深~~いため息をついていた。 後ろからはごそごそと衣擦れの音がしているけど、僕はまっすぐ正面を向いていた。 そこに、あのピンク色の髪の男の人が僕の背中にポンっ!と手を置いた。 「まぁ、その……悪かったな。色々勘違いして……」 「いや……元はと言えば僕が悪いから……」 ピンク髪の男の人から背中を擦られながら、何だか自分が無性に情けなく思えてきた。 『参加者を救う』とか息巻いてたのに、見ず知らずの女の子に、不可抗力とはいえ痴漢まがいのことをするなんて……大したヒーローだよ、僕は。 これじゃあ、ピーターやグウェンに笑われちゃうなぁ……。 「えっと……もう良いよ」 背後の衣擦れの音が止んで、あの黒い翼の生えた女の子の声がした。 どうやら支度が終わったみたいだ。 振り替えると、さっき僕がセクハラを働いてしまった翼の生えた銀髪の女の子が、大きな木の根元にちょこんと座っていた。 さっき僕が破いてしまった服の胸元には、隣にいるピンクの髪の男の人が首に巻いていた赤いマフラーが巻かれて、胸を隠していた。 まぁ、よく見るとだいぶ胸の谷間が見えるんだけど……丸出しよりはまだましな格好だ。 僕は女の子に向き直ると、前に社会の授業で教わった日本における最大級の謝罪を表す姿勢……『ドゲザ』のポーズをした。 「……本当にゴメン!!わざとじゃないとはいえ、女の子にあんな真似しちゃって……本当にゴメン!!」 「もう……別にもう気にしてないって言ったじゃない。あれは事故!もう忘れようよ?ね?」 とんでもないセクハラをしてしまった僕を、黒い羽の女の子は軽く許してくれた。 優しい子だな……。 もし学校のクラスメートに同じ事したら、例えわざとじゃなくても一生口聞いてくれなくなっちゃうのに……。 「……あ」 そこで僕はまだ自己紹介をしていない事に気づいて、マスクを外した。 ピーターには『誰にも正体を明かすな』って言われたけど、あんな真似を働いちゃった相手なんだからしっかり顔を見せて挨拶しないと。 「えっと……遅くなったけど、僕はマイルス」 僕は女の子に右手を差し出した。 「……私はカミュ。よろしくね、マイルス君?」 女の子……カミュはニッコリ笑いながら僕の手を握り返し、僕らは握手を交わした。 散々な出会いだったけど、思えばグウェンの時も似た感じだったんだ。 きっとカミュとも友達になれる。 確証はなかったけど、僕にはそう思えた。 「……俺もまだ名乗ってなかったな」 それまで黙っていたピンク色の髪の男の人が、握手し合う僕とカミュの手の上に自分の手を置いた。 「……人吉爾朗(ひとよしじろう)という。よろしくな」 男の人……爾朗さんの顔には、優しげな微笑みが浮かんでいた。 ヒトヨシジロウ。 やっぱり日本人なんだ。 日本人は黒髪黒目が多いって聞いたけど、ピンクの髪の人もいるんだ……僕は変なところで感心してしまった。 「うん!よろしくね、ジロウおじ様!」 爾朗さんに向けてカミュは笑顔を向けていたけど、それに対して爾朗さんはなんだか複雑そうな表情を浮かべていた。 「お、『おじ様』……俺はまだ20代なんだが……」 あぁ~。 爾朗さんの呟きを聞いて、僕は爾朗さんの気持ちを理解してしまった。 確かに……20代の人が若い女の子から『おじ様』と呼ばれるのは色々複雑な気持ちだろう。 というか、『おじ様』というのは、単に『おじさん』と呼ばれるよりも老けているイメージがある呼び方だ。 僕の知り合いだと、ノワール辺りにピッタリなイメージがある。 まぁ……ノワールも実際は19歳くらいらしいから、若い女の子から『おじ様』なんて呼ばれたら複雑な気持ちになりそうだけど。 「あっ!ゴメンね、ジロウ『お兄様』!」 「いや……その呼び方もちょっと……」 「……ハハハ」 カミュとコントみたいな掛け合いをする爾朗さんの姿が滑稽に思えて、僕はつい笑いを漏らしたのだった。 【マイルス・モラレス(スパイダーマン)@スパイダーマン スパイダーバース】 [状態] 健康、罪悪感と少々の自己嫌悪 [装備] スパイダーマンのコスチューム@スパイダーマン スパイダーバース、ウェブシューター@スパイダーマン スパイダーバース [道具] 基本支給品、不明支給品1~3 [思考・状況] 基本 人を助ける 1 カミュと爾朗と行動する 2 僕はなんて事を! 3 カミュの胸……柔らかかったな 4 スパイダー仲間がいるなら、合流する [備考] 本編終了から数ヶ月後の時間軸からの参戦。 スパイダーマンのコスチュームは支給品ではありません。 ウェブシューターはコスチュームの付属品です。 【カミュ@うたわれるもの】 [状態] 健康、服損傷 [装備] 人吉爾朗のマフラー@コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ [道具] 基本支給品、不明支給品1~3 [思考・状況] 基本 人殺しはしない 1 マイルスや爾朗と行動する 2 知り合いがいるなら合流する [備考] 『散りゆく者への子守歌』~『偽りの仮面』の間のどこかから参戦。 服の胸元が破けており、人吉爾朗のマフラーを胸元に巻いています。 マイルスと爾朗を『トゥスクルから遠く離れた國の人』と思っています。 【人吉爾朗@コンクリート・レボルティオ~超人幻想~】 [状態] 健康、首周りが涼しい、少しショック [装備] 無し [道具] 基本支給品、不明支給品1~3 [思考・状況] 基本 人を助ける 1 マイルス、カミュと行動する 2 『おじ様』と呼ばれてショック 3 知り合いがいるなら合流する [備考] 第二期(THE LAST SONG)の中盤から参戦。 まだ『おじ様』と呼ばれるような年齢ではありません。 カミュに自身のマフラーを貸しています。 マイルスとカミュを『海外の超人』と思っています。 【スパイダーマンのコスチューム@スパイダーマン スパイダーバース】 マイルス・モラレス(スパイダーマン)@スパイダーマン スパイダーバースの初期装備。 マイルスやピーター・パーカーを初めとする蜘蛛の力を持ったスーパーヒーロー『スパイダーマン』達が、ヒーロー活動を行う際に着用しているクモの巣模様の全身タイツ。 マイルスの物は黒地に赤いクモの巣模様が描かれている。 【ウェブシューター@スパイダーマン スパイダーバース】 スパイダーマンのコスチューム@スパイダーマン スパイダーバースの付属装備。 化学合成した蜘蛛糸を発射するスパイダーマンの代名詞的アイテム。 元々は『初代スパイダーマン』ピーター・パーカーが開発した物だが、マイルスが装備している物はピーター・パーカーの叔母・メイが作った物。 【人吉爾朗のマフラー@コンクリート・レボルティオ~超人幻想~】 人吉爾朗が元々所属していた超過人口審議研究所(通称・超人課)からの出奔後に常に首元に巻いている真紅のマフラー。 現在は服の胸元が破けてしまったカミュ@うたわれるものに貸し出され、カミュの胸元にさらしのように巻かれている。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/37473.html
登録日:2017/08/20 (日) 23 20 57 更新日:2024/08/27 Tue 16 39 54NEW! 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 Earth_199999 MARVEL MCU SPIDER-MAN お姉さんAI ひよっこヒーロー アイアンマン アベンジャーズ アメコミ クィーンズ ジュブナイル ジョン・ワッツ スパイダーマン スパイダーマン ホームカミング ゼンデイヤ ソニー・ピクチャーズ トム・ホランド ニューヨーク ホームカミング マイケル・キートン マーベル・シネマティック・ユニバース リブート ロバート・ダウニーJr ローカルヒーロー ヴァルチャー 名作 地域密着ヒーロー 学園モノ 恋愛 成長物語 映画 榎木淳弥 洋画 蜘蛛男 親愛なる隣人 豪華声優陣 青春 ◆スパイダーマン:ホームカミング みせてやる、僕の力を――― 概要 『スパイダーマン:ホームカミング(Spider-Man Homecoming)』は17年に公開された米映画。 MARVEL社の人気コミックヒーロー『スパイダーマン』の実写映画で、02年版『スパイダーマン』、12年版『アメイジング・スパイダーマン』 に続いて三度目のリブート作品。 MARVELコミックヒーロー映画化シリーズのマーベル・シネマティック・ユニバースの映画通算16作目にあたり、フェーズ3の第4弾。 MCUでは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場したスパイダーマンの初単独映画である。 もともとMARVELは『スパイダーマン』の映画化版権をMCU開始以前にソニー・ピクチャーズに売却してしまったため、12年には『アメスパ』シリーズを開始したこともあり、 当初はMCUへのスパイダーマンの加入の予定はなかった。 だが、『アメスパ2』の興行成績はヒットしたとはいえ配給側の予想を下回る結果となり、ソニーはシリーズの制作体制を抜本的に見直してマーベル・スタジオとの業務提携を締結。 映画化権をシェアする事でスパイダーマンをMCUに合流させ、そちらの世界観に属する形でスパイダーマンの映画を再リブートすることが決定した。(このため、『アメスパ』シリーズは中途半端なところで打ち切りとなってしまった) スパイダーマンの単独映画に関してはソニーが引き続き配給を担当するため、今作はマーベル・スタジオ製作ではあるものの、『アベンジャーズ』以降では初めてディズニー以外による配給作品となった。ディズニー配給作品とは違い、コロンビア・ピクチャーズのロゴも本編冒頭にしっかり流れている。 今作は主人公のピーター・パーカーの年齢を大きく引き下げ、これまでの恋や自分の境遇に悩む内気な青年とは打って変わり、15歳のあどけなさが残る元気な少年として描写されている。 クモに噛まれた事やベンおじさんの死といったスパイダーマン誕生の経緯は直接的に描かれていないが、オリジンをカットした事で「愛する人の苦しみや自分の宿命に葛藤する悩める主人公」のスパイダーマン像を一変させ、未熟な少年ヒーローが大事件に直面することで立派なヒーローに成長していくジュブナイル作品として完成した。 (もちろんそうした経緯をすっ飛ばしても問題はないとするのは、サム・ライミ版、マーク・ウェブ版というしっかりとした地盤があっての事というのも忘れてはならない) 原作の「親愛なる街の隣人」としてのヒーローに最も近い形として描かれている。 MCUにおけるスパイダーマン関係の設定は、急遽登場が決まった経緯もあって殆ど後付けであり、MCUの過去作を基に構築された物も少なくないが、それでも既存の世界観にほぼ違和感なく組み込まれている。 今作では、ピーターの憧れの人物でありMCUのメインキャラ、アイアンマンことトニー・スタークも登場。 『シビル・ウォー』後の彼の様子や、ピーターとの関係の変化にも注目していってほしい。 NYの高層ビルを糸で移動する従来のスパイダーマンと違ってローカルヒーローチックで田舎を舞台に未熟なスパイダーマンが走り回るのも特徴。 監督は『クラウン』『COP CAR/コップ・カー』といった子供目線のホラー映画を製作したジョン・ワッツ。 配給の違いやスパイダーマン自体の知名度からか、吹き替え版でも芸能人起用など話題性重視のキャスティングは皆無であり、細部に至るまで概ねプロ声優で固めている。 エンドクレジットで使用された主題歌は70~90年代に活躍したロックバンド「ラモーンズ」の代表曲「Blitzkrieg Bop」。 ちなみに、ラモーンズはピーター同様NY・クイーンズ出身のアーティストである。 ストーリー ニューヨーク州クィーンズに住む、工学が得意な冴えない高校生、ピーター・パーカーにはある秘密がある。 それは、最近NYで活躍するようになった謎の覆面ヒーロー「スパイダーマン」の正体が自分であることだ。 そして彼は、憧れの大富豪ヒーローでアベンジャーズの一員、アイアンマンことトニー・スタークに助っ人として呼ばれ有頂天だった。 トニー特製の新しいスーツも提供され、放課後にはスーツの力をフル活用して街のパトロールをする毎日を過ごす。 その一方で学校では、スパイダーマンに憧れる学園のマドンナ・リズに正体を明かしたいもののそれも出来ず悶々とする毎日だ。 そんなある日、ピーターはATM強盗を見つけて捕らえようとしたところ、彼らの持つ未知の強力な兵器の攻撃を受け逃げられてしまう。 その後も、あちこちで強力な兵器を犯罪者に売りつける怪しげな組織の存在が見え隠れし、 捕まえようとしたピーターもまた、彼らの仲間と思しき機械の翼を持つ怪人に襲われ死にかけてしまう。 深追いを続けるピーターに、トニーは「余計なことをせず、ご近所だけ守っていればいい」と窘めるが、 実力を見くびられたと思ったピーターは却って反発心が芽生え、アベンジャーズとしてトニーに認めてもらいたい一心の彼は親友ネッドの協力でスーツの機能制限を不正に解除し、兵器密造・密売組織を独断で追い始める。 そこで見え出す、アベンジャーズの戦闘の後に発生したゴミ=武器を利用した兵器を売って一儲けを企む一見普通の町工場。 敵を追い詰めるピーターだったが、やることなすこと空回りし、戦闘の度に事態は悪化。 ついには単独行動がトニーに露見し、見放されてしまう。 更に罰としてスーツを没収され、ピーターは失意のどん底に落とされることに…。 スパイダーマンを諦め、普通の学生生活を送る決意をしたピーターだが、敵の正体はまったく想像もしないところにあった。 そして、彼は「親愛なる隣人」として真の目覚めを果たす。 登場人物 ピーター・パーカー/スパイダーマン 演:トム・ホランド/吹き替え:榎木淳弥 主人公。クィーンズのアパートで叔母と同居している15歳の高校生。正義感が強く、純粋で好奇心旺盛な極めて平均的な若者。 理工学が得意で学力クラブに在籍する成績優秀な生徒で外国語もペラペラだったり、 多彩な機能を搭載しているスーツのトレーニングコースを30分弱で全てこなす程の天才で次の場面では見事使いこなしている。 普段は鈍くて自分に自信が無く、イケてないからか周囲にバカにされている。 ある日不思議な蜘蛛に噛まれ、壁を自由によじ登れる能力を身に着けてしまい、 その力を使って周囲の困った人を助ける覆面ヒーロー「スパイダーマン」として活動を開始する。 武器の、手首の腕輪から放たれるウェブシューターは自身が発明した自家製である。 その噂から憧れのヒーローであるトニー・スタークから助っ人としてスカウトされ、新型スーツもプレゼントされて上機嫌になる。 早くアベンジャーズとしてトニーに認めてもらうためにヒーロー活動を活発に行うようになるが、 まだ経験浅く未熟な面が多いため戦闘でも上手くいかずドジも連発する。 お陰で折角スパイダーマンに夢中な憧れのマドンナ・リズにも接近するチャンスを幾度も不意にし、日常生活に支障をきたすようになる。 武器の密売集団を夢中になって追ううちに周囲に被害を与えてしまい、トニーから叱責されてスーツの永久没収を言い渡されてしまう。 普通の高校生に戻る決意を固めるが、思わぬきっかけで敵の正体を知り、自らの使命を自覚し再び勝負に挑む。 トニー・スターク/アイアンマン 演:ロバート・ダウニーJr/吹き替え:藤原啓治 億万長者の天才エンジニアにして鋼鉄のスーツを纏うヒーローであり、ピーターの憧れの人。 『シビル・ウォー』にてキャプテン・アメリカと仲違いし、同作の一連の事件がアベンジャーズ解散に繋がった事に責任を感じて傷心気味だったが、 ピーターに新しい才能を見出し彼のバックアップをする。 しかし、やはりまだ子供とみなしているため、高性能スーツを渡してはいるものの大きな任務は任せることなく「補助輪」モードのセーブをかけGPSで監視している。 それが却ってピーターの反発と承認欲求心を産んでしまい、彼の単独行動で事態は悪化してしまい、後始末として自らが出撃して彼を助ける。 だがその件でピーターには失望し、スーツを没収してしまう。 スーツが無いと何も出来ないと泣きつくピーターに対し、「スーツ無しじゃダメならスーツを着る資格はない」と厳しい言葉をかけるが… かつて自身も『アイアンマン3』でアイアンマンスーツへの依存症に陥り、敵の陰謀でスーツ無しでの徒手空拳の戦いを強いられ、最終的に依存症の克服に成功したのだが、それが弟子の代で繰り返されている。スーツに頼ろうとするピーターを以前の自分と重ねたからこそ、彼に敢えて厳しく接したのかもしれない。 なお、吹き替え担当の藤原氏は今作が病気療養後の復帰第1作となった。 ハッピー・ホーガン 演:ジョン・ファヴロー/吹き替え:大西健晴 元お抱え運転手、現スターク・インダストリーズの幹部のトニーの忠実な部下。 『アイアンマン3』以来の登場となる。 スターク・インダストリーズの社長として大忙しのトニーに代わって、現在は旧アベンジャーズ基地のアベンジャーズタワーの引っ越しを取り仕切る。 トニーの言いつけとして、NYで目が行き届くようにとピーターのお目付け役と二人の中継役を担っており、事あるごとにメールされてうんざりしたり、無茶の多いピーターにいちいち冷や冷やしている。 ご存知MCUの始まりであるアイアンマン1とその続編である2の監督でありアベンジャーズシリーズの製作総指揮。 今回はお目付役なのもあり特に出番が多い。 カレン 声:ジェニファー・コネリー/吹き替え:井上喜久子 スパイダーマンスーツ内蔵のガイドAI。 ネッドがシステムを解放したため操作可能となった。 多機能満載のスーツの機能を選択し、ピーターのアシストをする。だが武器の選択には少々やりすぎな面もあるようだ。 閉じ込められてピンチになったピーターを励ましたり、リズとの仲を後押ししたりと先代譲りで気配り上手。 声を担当したジェニファー・コネリーは、ハルクの2003年度版でヒロインを演じており、久々のマーベル映画への出演となった。 また、第二次世界大戦で活躍したロケット人間の恋人や、ヤク中のリア充も演じていた。 ちなみに旦那はMCUでジャービス/ヴィジョンを演じているポール・ベタニーである。 ネッド 演:ジェイコブ・バタロン/吹き替え:吉田ウーロン太 ピーターの親友。いかにもなダサいデブオタク。 陽気なムードメーカーでピーターを茶化したり鼓舞したりして共に非リアな青春を謳歌している。学力クラブのメンバーでもある。 偶然ピーターの正体がスパイダーマンだと知ってしまい、ヒーローの「イスの男」(=セコンド)になれると大はしゃぎし、スパイダーマンとしても彼の協力者となる。 得意のプログラム技術を生かしてスパイダーマンスーツの機能を解放し、ハッキングをかけて敵のアジトを探知するといった活躍を果たす。 何気にスターク社のセキュリティをあっさり突破してしまう人物。 名前は原作コミックで新聞記者になったピーターの同僚ネッド・リーズから取られているが、 キャラ設定はコミックの2代目スパイダーマンであるマイルズ・モラレスの親友ガンケ・リーが由来…というかガンケそのもの。 「あの……見てました……エロ動画」 リズ 演:ローラ・ハリアー/吹き替え:美山加恋 学力クラブのリーダー格で、ピーターの憧れの人。 美人で成績優秀、おまけにお金持ちな学園のマドンナであり、他人への気遣いも出来る優しい性格。 トニー・スタークのファンで、近頃は話題のスパイダーマンにも憧れている。 ネッドの「ピーターが実はスパイダーマンの友達」という嘘(半分本当)をきっかけに、ピーター本人を意識しだす。 だが事あるごとに(スパイダーマンとして)いなくなる彼に時々憤りを感じるも、ホームカミングパーティーのピーターからの誘いに応じる。 ネタバレ 実はバルチャーことエイドリアン・トゥームスの娘。 家が裕福なのは父親が違法な武器の商売で稼いだ収入によるものであり、当然ながらリズは父親の本業を知らずに順風満帆な人生を過ごしていた。 終盤で父親がピーターの活躍で警察に逮捕された後は後輩であったべティに見送られながら学園を去る羽目になり、母親と共に引っ越しを余儀なくされた。 その結末に関しては流石にピーターは罪悪感を抱いており、退学の準備をしていたリズに謝罪していた。 もっとも、前述のピーターの謝罪は土壇場でパーティーの約束を破った件というニュアンスであり、当のリズも(スパイダーマンの正体を知らないために)そのように捉えていたようである。 人物像こそ異なるものの、MCUピーターにおける「グウェン・ステイシー」ポジションと言えるのかもしれない。 なお、直接の描写は無いが、エンディングで母親と共に刑務所で父親の面会に訪れた模様。 吹き替え担当の美山加恋は人気子役出身の女優であると同時に、2010年代後半からは本格的な声優業に進出しているため、 本作にはプロの声優として出演した。 ミシェル 演:ゼンデイヤ/吹き替え:真壁かずみ ピーターの同級生で学力クラブ仲間。 博識で勉強熱心な天才少女だが、皮肉屋で普段の態度が悪いため、居残り常習犯の上友達がいない。 だが学力クラブのメンバーは大切にしているようで、ピーターにも一目置いているらしいと言うか何かとピーターの近くに現れる為、 本人は否定してるが若干ストーカー気味。 居残り授業に関しても教師が言うには居残りする必要が無いのに居残る時があるとか。 実はミドルネームがあり、愛称は『MJ』。つまり… フラッシュ 演:トニー・レヴォロリ/吹き替え:畠中祐 学力クラブのメンバー。 金持ちで校内でも人気があることを鼻にかけ、ダサいピーターを事あるごとに小馬鹿にし、クラブでも邪険に扱っている。 ピーターの「スパイダーマンの親友」という言い分を嘘だと決めつけていたが、展望エレベーターの事件で本当にスパイダーマンが登場し驚愕。 その後スパイダーマンに自慢の(父親の)車を借りパクされて大破させられている。ざまぁ。 前2作のような筋肉隆々のジョックスとは違い、同じ立ち位置で自分より下の人間を見下す陰湿ないじめっ子として描写された。 一方で、学力クラブ内での実力はパッとせず、クラブでのクイズ練習では威勢よく早押し即答はするものの、全問不正解という惨状。 「フラッシュ、フラッシュみたいに速いだけじゃダメなのよ!」 そういうこともあり、クラブ内でのヒエラルキーも最下位な上、非常事態では我先に逃げ出そうとするヘタレな面も見せたりと、 ポンコツなキャラクターの持ち主でもある。 ジェイソン 演:ジョージ・レンデボーグJr./吹き替え:浪川大輔 ベティ 演:アンガーリー・ライス/吹き替え:水瀬いのり 学園放送のパーソナリティー。スパイダーマンの特集放送を流す。 ちなみにジェイソンはベティに気があるのか、ホームカミングパーティーに誘おうとするが、彼女曰く「もうパートナーは見つけたわ」とのことで、 ジェイソンは哀愁漂う顔を校内放送で晒す羽目になった。生きろ。 余談だが、ベティのパートナーはフラッシュ。 エイブ 演:エイブラハム・ハッター/吹き替え:梶裕貴 学力クラブのメンバー。 シンディ 演:ティファニー・エスペンセン/吹き替え:伊波杏樹 学力クラブのメンバー。 アジア系の女子であり、シルクことシンディ・ムーンが元ネタと思われる。 余談だが、シルクはピーターと同じく蜘蛛に噛まれてヒーローとなった韓国系のクラスメイトであり、ある意味スパイダー・グウェンに近いキャラと言える。 また、現在シルクが主役のスピンオフ映画の制作を検討中との事。 ハリントン先生 演:マーティン・スター/吹き替え:長島伸二 学力クラブの顧問。ピーターの学力の高さを評価しており、最近顔を出さないことに嘆いている。 演じるマーティン・スターは『インクレディブル・ハルク』にも学生役で出演しており、 コアなファンの間では2人が同一人物なのではないかと話題になっていたが、続編の『ファー・フロム・ホーム』の公開に合わせ、プロデューサーのケヴィン・ファイギが同一人物であることを認めている。 モリタ校長 演:ケネス・チョイ/吹き替え:遠藤大智 ミッドタウン高校の校長。 祖父は第二次世界大戦時にキャプテン・アメリカの指揮していたハウリング・コマンダーズのメンバーであったジム・モリタ(俳優も同じ)。 よく見ると校長室にはジムの写真が飾ってある。 校内では鬼校長で通ってるらしいが、問題行動を起こしたピーターを退学処分にせず、厳重注意で済ませる寛大な様子を見せている。 何故かキャップ本人とも面識があって懇意な関係であるらしく、彼が国際指名手配犯となった現在でも、キャップの出演する教育ビデオを教材に使っている。 メイ・パーカー 演:マリサ・トメイ/吹き替え:安藤麻吹 ピーターの育ての親の叔母。 若くて美人で色気満々なおばさんで、ピーターを実の子のように愛情をもって接する。 ピーターがリズをパーティーに誘う時は喜んでダンスの練習の講師をした。 トニーをあまり良く思っておらず、彼の下での社員研修にのめり込んでいる(ことになっている)ピーターを心配している。 ちなみに役者のマリサ・トメイはこう見えて50代である。うっそだろ… ペッパー・ポッツ 演:グウィネス・パルトロー/吹き替え:岡寛恵 終盤に登場。『アイアンマン3』以来となる、トニーの恋人のスターク・インダストリーズ社長。登場する事は公開まで伏せられていた。 『シビル・ウォー』ではトニーとの関係が悪化した事が語られていたが、アベンジャーズの仕事を手伝うくらいには復縁したようだった。 そして、ファンの間でやきもきされていた結婚問題もまた…? エイドリアン・トゥームス/バルチャー 演:マイケル・キートン/吹き替え:大川透 本作のヴィランであり、機械の翼で空を飛ぶ中年男。 妻子を持つ瓦礫撤去専門の工事会社の社長だったが、NY決戦以降その仕事をスターク・インダストリーズ傘下のダメージ・コントロール局に奪われ失業。 窮地に陥った彼は家族と社員を養うため、そしてトニーへの恨みから悪の道へ自ら進む事を決断する。 そして回収してから未提出のままだったチタウリの残骸のリサイクルやそこから得た技術を応用してハイテク武器を製造、 それを陰で犯罪者に密売する事で大きな利益を得るようになる。 自身もチタウリの石をパワー源にしたウイングスーツを身に纏った怪人「バルチャー」となり、 ダメコンが回収・輸送するチタウリ、ウルトロン、アスガルドの武器や残骸を強奪し武器の素材を調達するなど暗躍を開始する。 慎重に慎重を重ねてアベンジャーズにも警察にも見つからないよう活動を続けていたが、スパイダーマンに目をつけられてしまい彼の執拗な追跡によって徐々に商売も破綻し追い詰められ、スパイダーマンに憎悪を募らせていく。 遂に警察にも目を付けられた事で武器の密造密売も限界と見て、最後の締め括りとして一攫千金を狙い、 アベンジャーズ基地の引っ越しの荷物(積荷はなんとハルクバスター・キャップの盾の試作品・ソーの帯といったオーパーツの数々)をターゲットに動き始める。 だが、思わぬところで再会を果たすことになる…? ネタバレ その正体はリズの父親である。 商売を続けているのは愛する家族を養うためであり、序盤でブライスを衝動的に発砲したのも彼が家族の存在をネタに自分を脅迫しようとしたからであった。 またブライスの事は本来トラクタービームで叩きのめして「お仕置きする」程度に済ませるつもりであり、 殺害してしまったのはトラクタービームのつもりで間違えてプラズマ砲を撃ってしまった事による半ば事故のようなものである。 本編後半でリズをパーティーに誘ったピーターが自宅を訪れた当初は彼がスパイダーマンである事に気づかなかったが、リズの会話から程なくピーターがスパイダーマン本人だと確信。 2人を車で送り、ピーターを車内に残してリズを先にパーティー会場へ向かわせた後にワシントン記念塔の騒動で娘を救った事に感謝しつつも「計画の邪魔をしたら殺す(意訳)」と忠告。そして「娘と共にパーティーを楽しめ」とピーターをパーティー会場へと送った。 案の定パーティーを抜け出して追いかけてきたピーターと対峙した際には自分と同じように武器の商売を行っていたトニーの矛盾を説いて説得しようとしたが、当のピーターは計画を見逃すことなく結局対立する事に。 一度はピーターを撃退して計画通りにアベンジャーズの輸送機を乗っ取る事に成功するも、ウェブシューターでしぶとくしがみついたピーターの妨害で輸送機が墜落。 自身もウイングスーツに大きなダメージを受けて計画が台無しとなり、せめてコンテナ1つだけでも回収しようとするも、飛び去ろうとした直後に負荷の限界を超えたウイングスーツ諸共墜落してしまった。 間一髪でピーターに救助され、ウェブで拘束された状態で現場に駆けつけた警察に逮捕された。 その後、刑務所内で再会したマックからスパイダーマンの正体について聞かれたが、ピーターに助けられた一件から「もし正体を知っていたらとっくに俺が捕まえている」とはぐらかしていた。 昔蝙蝠男で別な主演作で「鳥男」のイメージと葛藤して『紅の豚』英語版でポルコ・ロッソだった人にバルチャー(禿鷹)は狙い過ぎではないだろうか。 吹き替え担当の大川氏は『アントマン』でもダレン・クロス/イエロージャケット役で出演しており、異なるメインヴィランを2度演じる事になった。 フィニアス・メイソン/ティンカラー 演:マイケル・チャーナス/吹き替え:山本満太 トゥームスの右腕的存在の技術者。 その巧みな腕でアベンジャーズの敵の武器を次々と地球用の武器に改造した。 原作におけるヴィラン「ティンカラー」の本名としての登場を果たした。 ジャクソン・ブライス/ショッカー(初代) 演:ローガン・マーシャル=グリーン クロスボーンズのガントレットの再生品を装着したゴロツキ。 商談中にスパイダーマンに見つかった挙句街中で銃をぶっ放してしまい、怒ったトゥームスに気絶させるつもりで撃った銃で消し炭にされてしまった。 ハーマン・シュルツ/ショッカー(二代目) 演:ポキーム・ウッドバイン/吹き替え:諏訪部順一 ↑のブライスが死んだためショッカーを引き継ぐ。 幾度も邪魔してくるスパイダーマンに恐れをなして逃げ出そうとしたが、トゥームスに懇願され残ることに。 ガントレットの扱いには慣れていないようだが、最終的には気に入った様子。 マック・ガーガン 演:マイケル・マンドー/吹き替え:青山穣 トゥームスの商談相手で蠍の刺青が特徴のギャングのボスであり、多数の殺人罪の前科がある殺人鬼。フェリー上の取引中にスパイダーマンが乱入し取り押さえられ、逮捕される。しかし、刑務所にて…。 原作におけるヴィラン「スコーピオン」を思わせる刺青が特徴だが果たして……。 アーロン・デイヴィス 演:ドナルド・グローヴァー/吹き替え:渡邉隼人 トゥームスの武器を買おうとしたチンピラの黒人男性。窃盗などの前科あり。 しかし武器はあくまで脅しに使うつもりであり、あまりの危険性から紹介された武器を買う事を拒否した。 後にも「甥っ子も住んでいるこの近辺であのような危険なものを拡散されたくない」と語るなど、ある程度の良識も持ち合わせている。 取引現場にスパイダーマンが現れた事で覆面捜査官と疑われ殺されかかるが、彼によって事なきを得る。 その後密売組織の情報を聞き出すためにスパイダーマンから尋問されるが、慣れない尋問で空回りする彼に呆れる。 しかし、ピーターの真剣さ、彼が身体を張った事で命拾いした事から心を動かされ取引の情報を教えた。 元ネタは原作に於ける2代目スパイダーマンであるマイルズ・モラレスの叔父と思われ、劇中でも「クイーンズに甥っ子が住んでいる」と語っている。 また原作では「プロウラー」と呼ばれるヴィランだった。 トゥームス一味との取引のシーンでは、上記の通り武器の購入は見送り、代わりに提案された「反重力クライマー」なるものには興味を示しているが、 これは原作のプロウラーが壁をよじ登る事を得意としている事を意識した原作読者向けの小ネタと思われる。 アン・マリー・ホーグ 演:タイン・デイリー/吹き替え:西宏子 ダメージ・コントロール局の長官。 瓦礫撤去作業を取り組もうとしたトゥームスの元に現れ、彼らのお役御免の通達を言い渡した。 キャプテン・アメリカ 演:クリス・エヴァンス/吹き替え:中村悠一 ミッドタウン高校で使われている教育ビデオに登場。『アベンジャーズ』に登場したスーツを着ている。 かつてはアメリカの英雄だったが、『シビル・ウォー』での一件により国際指名手配され、現在は国の裏切り者として逃亡中。 トニーによると、シビルウォーでスパイダーマンと戦った時は手加減していたらしい。その上でなお優勢だったので、驚いたファンも多いようだ。 教育ビデオは何種類かあるらしく、いつぞやの国債売るマンの二の舞で、心なしか嫌そうだ。 「……あと何本撮るの?」 ゲーリー/スタン・リー …また出てるよ! 用語集 スパイダーマン・スーツ(ハイテク・スーツ) トニー・スターク特製のスパイダーマン専用スーツ。全身に自動的にフィットする動きやすい密着式。 腕輪のウェブシューターからはピーター自家製の蜘蛛糸が様々な機能(ロープ用、射撃用)で放たれる。 ヒーターもついているので濡れても自動乾燥する。 ネッドによって機能制限型の「補助輪モード」が外された後は、AIカレンのナビゲーションの元で全機能が使えるようになった。 ウェブシューターの多機能化、「即死モード」(物騒)の解放、録画、検索機能など、アイアンマンスーツ同様の高い性能を誇る。 パラシュートによる高所からの降下やウェブウィングによる滑空も可能。 また、胸のスパイダーマークは小型ドローンにもなり、潜入偵察が出来る。 一通りのトレーニングコースも備わっている。 スパイダーマン・スーツ(ホームメイド・スーツ) トニーに出会う前、ピーターが着ていたスーツ。 ある理由から終盤にこのスーツに着替える。 普通のパーカーとジャージで簡単に作った自家製スーツであり、ゴーグルも作りが甘い。 ウェブシューターも自家製であり、戦闘力のほとんどがピーターの身体能力に依存した作りとなっている。 故に彼の頑丈さや身体能力の高さがうかがえる。 ウイングスーツ バルチャーの装着する飛行アーマー。 背部のウイング部分と、下半身の背面を覆う様にして装着するパワーアシストスーツで構成される。 チタウリの石を動力源とする巨大なタービンエンジンを搭載した機械の翼で自在に空中を飛行する。 翼の先端は鋭利な刃物になっており、爪先にはカギ爪も備えているため近接戦闘も出来る他、自家製のプラズマ兵器による射撃も扱える。 ウィング自体も非常に頑強で、拳銃の銃撃程度は全く意に介さない。 タービン部はジンバル状になっているため自在に推力偏向が可能で、横に向ければ加速、下に向ければホバリングもできる。 推力はかなり強力で、普通自動車程度なら脚のクローで掴みながら空を飛ぶ事ができる。 回転翼を内蔵したウイングという造形はE・HERO エアーマンにも似ている。こっちはヴィランだが ウイング部分は任意で切り離す事ができ、アシストスーツ自体にもウイングの重さを支え、高さ数メートルもの垂直ジャンプを可能にするパワーがある。 遠隔操作も可能。 物語後半でバージョンアップした二代目が登場、ジェットエンジンが追加され、タービン部分のレイアウトも変更されている。 こちらも遠隔操作が可能で、スピードを乗せれば鉄筋コンクリート柱を何本も叩き折ってもなおそのまま飛行を続けられるパワーと強度を持つ。 ショッカーガントレット 「ウィンターソルジャー」「シビルウォー」に登場したクロスボーンズの持っていたガントレットを修復・改良したもの。 強力な衝撃波を放ち、パンチ一撃で(油断していたとはいえ)スパイダーマンを遠くまで吹き飛ばしたりスクールバスを横転させる威力を持つ。 使用に際しては腕を保護する装置をオンにしないと自分の腕が潰れるらしく、 ブライスは上手く使いこなしていたがシュルツは操作にかなりモタついていた。 ダメージ・コントロール局 スターク・インダストリーズとアメリカ政府が共同で設立した、アベンジャーズによる戦闘の後始末、整備を担当する機関。 表向きには瓦礫処理などの担当機関とされているが、それと同時に戦闘で残されたチタウリをはじめとする敵の武器を回収及び管理が本来の役目である。 敵の技術が一般人に渡るのを防ぐためか、瓦礫撤去に当たる業者を無理矢理立ち退かせるなどの強引な手段に出る事もあり、 それが本作の一連の事件の遠因となっていた。 実は『アイアンマン』の段階で存在は示唆されており、ラストでのスターク・インダストリーズ社長室のテレビモニターで名前が出ていた。 余談 本作の時系列は、本編中のテロップによると「NY決戦の8年後」となっている。 そして、『シビル・ウォー』は本作からそう離れていない時期、2か月前の出来事。 また、『シビル・ウォー』ではヴィジョンが「トニー様が『私がアイアンマンだ』と宣言してから8年」と発言しており、これらの情報を統合するとNY決戦は『アイアンマン』の同年代に起きたということになる。 つまり、あの年にはソーが地球に現れキャップが掘り起こされハルクが逃亡しながらアポミネーションと戦ったという、フェイズ1の出来事が全て発生したことになる。ハードスケジュールにも程がある。 しかし、これまでのMCU作品の時系列は作品公開年と同年と思われていたため(それ以前にも、『アイアンマン2』が前作の半年後と言われていたにもかかわらず実際の公開年は前作の2年後だったことが混乱を招いていた)、「NY決戦は『アベンジャーズ』公開の2012年」という考えが通説だった。 なお、ドラマ『エージェント・オブ・シールド』ではNY決戦は2012年と言及されている。 にもかかわらず、2016年の出来事と思われていた『シビル・ウォー』と本作が「4年後」ではなく「8年後」だったことに、多くのMCUファンが混乱、大論争を巻き起こした。 これに対し、シリーズを統括するプロデューサーのケヴィン・ファイギは「タイムラインに問題はない。タイムラインはちゃんと決めてあるから、いずれ発表したい」と語っている。 しかしその後 2018年公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』において、トニーの「6年間」という発言が飛び出し、NY決戦はIWの6年前という説が浮上。 さらに、同作の監督の一人ジョー・ルッソは「8年後は間違いじゃないのか」と発言しており、本作の「8年後」の方が誤りであった可能性が高くなった。 更に同年にはMCUの正式な時系列が発表され、『シビル・ウォー』と本作はNY決戦の4年後に位置づけられた。 そして、『エンドゲーム』でNY決戦が「2012年」と明言され、さらに『エンドゲーム』本編の年代は2014年(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の年代)の9年後、すなわち2023年であり、本作のテロップ「NY決戦の8年後」とは計算が合わないことが確定した。 2023年に出版されたMCU公式時系列ブック(日本語版発売未定)では、オレンジ大根ことミス・ミニッツが「劇中で8年後の字幕が表示されたのはTVAのミス」だと明言している。これによって、6年間議論されてきた「8年後問題」に終止符が打たれることとなった。 2010年に公開された映画『アイアンマン2』の終盤でアイアンマンのマスクをした少年がトニーに助けられるシーンがあるが、本作の監督であるジョン・ワッツがこのシーンを見返した際に「もしもこの少年がピーター・パーカーだったらどうだろう?」と思い付き、計算は合うかとプロデューサーのケヴィン・ファイギと話をした際『そうかも、多分ね』と返しており、この話を聞いたピーター役のトム・ホランドも「クールだ。ピーター・パーカーが初めからこのユニバースにいたなんていいよね(意訳)」と語った為、完全な公式設定ではないが『アイアンマン2』に出てきた少年は幼い日のピーターだったことになった。 あの少年がピーターだと仮定した場合、目の前で自分を救ってくれたヒーローに憧れるのも無理はないだろう。 ちなみにこの少年を演じたのはハッピー役のジョン・ファヴローの息子である。 オープニングでかかるbgmは、67年版アニメの主題歌を編曲した物。 今までの実写映画でもちょくちょく使われていたが、MCU版三部作では欠かさずに使われていくことになる。 「追記修正は会議室だ。急げよ」 「お断りします。まずは言われた通り、地に足をつけてご近所を追記修正しようと思います」 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 「僕を試したんですよね?スーツは偽物で部屋の向こうには誰もいないんでしょ?」 「合格だ。早く行け。ハッピーが車まで送るよ。」 スパイダーマン・スーツ(アベンジャーズVer) ラストで登場したトニー・スターク謹製のスパイダーマン用新型スーツ。通称「アイアン・スパイダー」。 ハイテク・スーツをさらに洗練させたもので、胸に施された蜘蛛のマークが巨大化、肩部や腰部にまで脚が伸びており、随所に金のラインが入っている。 ピーターがアベンジャーズの新メンバーに加入した時のためにトニーが開発していた。 トニーはスーツ無しで事件を解決したピーターを認め、このスーツを送りアベンジャーズの正式メンバーにスカウトするがピーターはこのスカウトを拒否。 これからも『親愛なる隣人』として活躍すると決め、このスーツを着ることはなかった。 実はピーターが拒否したのは自身を試す為のテストだと勘違いした為であり、トニーは記者会見の準備をしてスパイダーマンをアベンジャーズの新メンバーとしてマスコミに大々的に紹介するつもりだった。ピーターの成長を感じ取ったのか、または自身の手のひら返しっぷりを反省したのかトニーはハッピーと共にピーターの誤解を解く事はしなかった。なお、ピーターがアベンジャーズ加入を断った為、記者会見をペッパーとの婚約発表に切り替えた模様。後に没収したスーツをピーターに返している。 なお、このスーツは2018年4月に上映の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にも登場する。 SPIDER-MAN will return in "AVENGERS INFINITY WAR" スパイダーマンは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に帰ってくる PREV GUARDIANS OF THE GALAXY VOL.2 NEXT THOR RAGNAROK SERIES NEXT SPIDER-MAN FAR FROM HOME △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] スパイダーマンに歓声送ったモブが「Yeah-Spiderman Guy」ってクレジットされてるって聞いたが本当なの -- 名無しさん (2017-08-20 23 37 03) MCUで起きる騒動の半分ぐらいの原因 『トニー・スタークのせい』 -- 名無しさん (2017-08-21 02 39 37) 社長が何かしらの元凶になっていまうことは日本でもよくあるからね……うみうまとか幻夢とかetc -- 名無しさん (2017-08-21 05 06 08) スパイディの声、下野紘さんかと思ってたら別の人か・・・榎木さん、覚えておこう -- 名無しさん (2017-08-21 06 23 55) 「フラッシュ、早いだけじゃだめなのよ」やめろ!DCと戦争起こす気か! -- 名無しさん (2017-08-21 09 44 40) 結局、今後のスパイダーマンの映画ってどうなるんだっけ?インフィニティ終わったらソニーがまたリブートするの? -- 名無しさん (2017-08-21 09 51 09) ↑MCUとは別にマーベルからヴェノムのスピンオフが出るよ -- 名無しさん (2017-08-21 12 37 45) メイおばさんトニー嫌いだったんだな、意外だわシビルウォーの時は仲良さげだったから(まあ本人の前で露骨に態度悪いのは不味いから上辺だけってって奴なのかもしれないけど) まあ大手の社長で過去には戦争兵器作ってたらしいしそりゃ嫌われても仕方ないのかも、下手したらヴァルチャーが最後だとは思えない -- 名無しさん (2017-08-21 12 43 05) デップーを仄めかすようなセリフに笑った。今作はSWネタが多くてファンにとってはクスっとくるかも -- 名無しさん (2017-08-21 12 51 16) 本当に『トニー・スタークのせい』と思ってるなら病院に行く事をオススメする -- 名無しさん (2017-08-21 15 59 13) リズが最大の被害者だな父親のおかげで裕福な生活を送れたけど裏で犯罪を犯し逮捕されて犯罪者の娘のレッテルを張られ街を離れるのを余儀なくされるのだから。離れたのはやはり周囲のパッシングを避けるためか? -- 名無しさん (2017-08-21 16 31 53) トニー・スタークが原因ではあるけどトニー・スタークの所為ではないというややこしさ -- 名無しさん (2017-08-21 16 37 36) ↑ 社長は斜めに構える悪癖があるから、一言真心の籠った一言で相手も納得できるようなことも悪化させちゃうからなあ・・・ -- 名無しさん (2017-08-21 16 54 09) とりあえず社長の悪口言ってれば通ぶれるから -- 名無しさん (2017-08-21 17 46 41) ↑9 インフィニティウォーというかアベンジャーズ4が終わったら次がホムカミ2(仮題)。何とアベンジャーズ4の数分後から始まるそうな。 -- 名無しさん (2017-08-21 18 28 54) ↑×5 結果的にピーターのせいで街を離れる羽目になってるよね。ピーターはリズに謝罪こそしてるけど、後の事は知ったこっちゃないよね? -- 名無しさん (2017-08-21 18 36 16) そうは言うがな、チタウリの技術が出回ると第二第三のワンダとピエトロ、あとウルトロンみたいなのが生まれちゃうかもしれないし… -- 名無しさん (2017-08-21 18 44 25) なおフラッシュは学力大会では冷遇されていた模様 -- 名無しさん (2017-08-21 19 36 11) 続編でトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドにスタン爺ちゃんみたいな感じでゲスト出演して欲しい -- 名無しさん (2017-08-21 20 18 16) ↑実際、トム・ホランドはトビーの大ファンでホムカミシリーズにベン叔父さんとして出演して欲しいらしい。 -- 名無しさん (2017-08-21 22 39 36) MCU全体に女性ヒーローが少ないからスパーダーグウェンかシルクあたり出して欲しかったけどその下地も出なかったし無理なのかねぇやっぱり、スパイダーマン系列のキャラ使用権は全部ソニーが握ってるのかなー -- 名無しさん (2017-08-21 23 05 11) ラストのアレはアイアンスパイダーモチーフなのかな? -- 名無しさん (2017-08-21 23 51 11) ヴァルチャースーツのカッコ良さは異常 -- 名無しさん (2017-08-22 02 01 31) ↑MCUの世界観に合うように上手くアレンジされてたね リアルな軍服を改造してその辺にあった平気で上手く継ぎ接ぎした感があってMCUのヴィランのデザインの中でもベスト3に入るくらい好きだわ -- 名無しさん (2017-08-22 02 33 56) 没になったライミ版の4作目ではヴァルチャーがヴィランになる予定で、その正体はピーターの父親だったって話どっかで聞いたことある -- 名無しさん (2017-08-22 02 39 57) ↑アメスパでもヴァルチャーを出す予定だったみたいだよね。オブコープにヴァルチャーの翼らしき物体が置いてあったし -- 名無しさん (2017-08-22 02 46 58) ヴァルチャーとの闘いが船以外暗いのが残念だったな CGの荒をごまかす意図とかあったのか? -- 名無しさん (2017-08-22 08 57 47) そういえば予告編であった -- 名無しさん (2017-08-22 09 16 08) ↑ミス スパイダーとアイアンマンが一緒に飛んでる(?)シーンなかったなぁ。 -- 名無しさん (2017-08-22 09 17 05) アイアンマン2のハマーがいたら、ヴァルチャーと手を組んだかもな -- 名無しさん (2017-08-22 22 16 58) 目を細めた時の顔がスパイダーマンというかスパイダーマッを思わせる -- 名無しさん (2017-08-22 22 59 46) PTのパートナーがしょっちゅう勝手に居なくなる、親父が実は犯罪者だった、そのせいで大好きな学校や友人とお別れになる……ヒロインのリズが不憫過ぎてならない -- 名無しさん (2017-08-23 11 04 03) 今回のヴィランは完全な悪役じゃないってのが面白い、確かアメリカの作品って辺に敵キャラに感情移入させないためにあくまでも悪というスタンスは崩さないって形をとっている仲、今回は一方的に職を奪われて家族や部下を養って行くためになし崩し的に闇取引紛いな事に手を出した(あくまでもアベンジャーズにバレないようにこっそりと)ってのが現実的な動機で凄い驚いた 殺生も進んではしてないし(ショッカー1も本意ではなく間違えただけ)結局ピーターと戦ったのだって自分の邪魔を擦るからって事だったし 今回のヴィランって何処までも庶民的というか現実的で驚かされるんだよな -- 名無しさん (2017-08-24 06 34 43) スペックなら全部負けてるのにスパイディ相手に手加減してあれなのかキャップ -- 名無しさん (2017-08-24 09 04 02) キートン痩せたからか往年の眼光の鋭さが際立ってるね。あれでコメディアン出身て…… -- 名無しさん (2017-08-24 11 57 17) ↑×4 ピーターは引っ越ししたリズのその後なんて知ったこっちゃないだろうね -- 名無しさん (2017-08-26 00 35 12) ↑ なぜそうなる。逐一説明台詞はなかったけどどう考えても表情の芝居から「割り切れてない」って表現されてたじゃないか。 -- 名無しさん (2017-08-26 19 40 35) やめとけそんないかにもな奴に構ってあげるのは。ただの荒らしか、本気で言ってんならピーターの表情も見えてない馬鹿よw 未だにスパイダーマンの俳優はトビーが一番好きなんだが、トムホの演技も想像以上に良かった。可能性を感じる。 -- 名無しさん (2017-09-04 21 48 55) トニー・スタークは本心から世界平和のことを考えてるけど、『森を見て木を見ず』が今回の騒動の発端ではある。ご近所ヒーローであるスパイダーマンが、そういう部分をフォロー出来ればいいんだけど、まだ学生だしねぇ。 -- 名無しさん (2017-09-04 22 58 07) ミシェルのミドルネームを知って思わず「あ……」ってなった。あと、あのタイミングでの日本語版タイトルロゴは卑怯すぎる。 -- 名無しさん (2017-09-06 02 27 19) リズの日本語吹き替えの人がキュアホイップ -- 名無しさん (2017-09-22 12 22 53) 冒頭でアニメ版のテーマがかかった時は心が躍った。トニーには最後まで一貫してピーターには厳格であって欲しかったなぁ。最後の最後で「実は愛のムチでした~www」ってヘラヘラしてたのは張り倒したくなったw -- 名無しさん (2017-11-06 19 49 01) ↑まぁトニーらしいじゃない -- 名無しさん (2017-11-06 22 14 37) 心底細かい話で申し訳ないけど記事中で「三度目のリブート」ってあるけどライミ版からリブートしたアメスパからさらにリブートしたホムカミだからリブート回数は計2回じゃない?いやライミ版の前になんかをカウントしてるかもしれんから一応コメント欄で聞いてみたけど。 -- 名無しさん (2017-11-25 00 22 18) ハイテク・スーツのウェブシューターなんだが、ドフラミンゴみたいに物体を切断できる糸も出せるのかな? -- 名無しさん (2017-12-21 12 48 57) アメリカでありがちなクラス格差が覆ってるんだよね もうマッチョイズムなんて時代遅れって感じがする -- 名無しさん (2018-02-03 21 14 53) 『スパイダーマンは好きだけどさー、まーた蜘蛛に噛まれる所から始まって調子に乗ってベンおじさん死んだり知人の家族殺して十字架背負ったりするの見るのー?』 と思ってたらそういうの無いし友人の父は殺さずに済むし全体的にノリが軽妙だし、とても良いエンタメだったわ。 -- 名無しさん (2018-02-03 21 32 40) アーロンおじさんがいる辺りMCUにはマイルズ・モラレスが存在する可能性が高いんだな。甥がいるって言ってたし。 -- 名無しさん (2018-03-08 18 35 04) 元が違うとはいえ同じ流用なのに、プロの作ったダメダメモンガーと解体屋さんが作ったイケメンヴァルチャー -- 名無しさん (2018-04-09 12 52 30) ヴェノムのスピンオフと絡むとか絡まないとか噂されてるけど、実際のところどうなんだろう? -- 名無しさん (2018-05-03 09 33 53) ↑シルクのスピンオフも作る予定だとか -- 名無しさん (2018-06-24 12 58 30) 続編ではミステリオが出るらしい -- 名無しさん (2018-07-12 15 17 21) 『ファー・フロム・ホーム』の時系列が気になるなあ -- 名無しさん (2018-12-11 00 02 43) FFH見てきたが、一言 -- 名無しさん (2019-06-28 22 45 52) ミス。一言だけ。「トニー・スターク。火元はお前だ」 -- 名無しさん (2019-06-28 22 47 15) ↑それな。というかMCUのシニスダーシックスはスパイダーマンじゃなく、アイアンマンに恨みのある組織になりそう -- 名無しさん (2019-07-01 12 07 44) ネタバレは避けたいから上手く表現しづらいが、口ぶりから奴は遅かれ同じことやってたんじゃないかなあって気はする -- 名無しさん (2019-07-04 12 47 03) 『正直なトレイラー』曰く、バルチャー(エイドリアン)がダメージ・コントロール局(ひいてはスタークインダストリー)に対して裁判を起こしていれば、ほぼ100%勝てた。とのこと -- 名無しさん (2020-01-09 13 22 33) ショッカーのガントレットは、ウルトロンの腕じゃなくて、クロスボーンズのガントレットの改造。 ウルトロンの腕は武器を撃ってるときに試し撃ちしたブラスターの方。 -- 名無しさん (2020-05-04 16 26 51) ヴァルチャーのウィングの操縦桿に妙な既視感があったんだけど今わかった、仮面ライダーサイガのフライングアタッカーだアレ -- 名無しさん (2020-07-05 01 15 53) 金曜ロードショーでフラッシュの「ペ●ス・パーカー」コールがカットされずに放送してたのは吹いたw -- 名無しさん (2020-09-30 14 00 10) 娘を守ってくれたピーターに父性を感じているから殺せないヴァルチャーがライミ版のノーマンと真逆で面白いな。ヴァルチャーのスーツは少しニューゴブリンっぽいし -- 名無しさん (2021-01-14 16 03 11) 正直スパイダーマンらしさは過去作に大きく劣る(アイアンマン依存しすぎ)から、原作好きからすると微妙 -- 名無しさん (2021-02-17 18 21 28) ↑そう?確かに鉄男絡みは多いけどシューターもウェブも前2作と違って完全手作りだし、他にも色々mcu版が1番原作に近いと思うけどなぁ。早くトーチとアイスマンもmcu入りして悪ガキ3人集まってほしい -- 名無しさん (2021-03-02 14 06 16) トムホがのちに司会者の息子の誕生日パーティーでリアルホームメイドスーツ姿になったのが草w -- 名無しさん (2021-11-27 11 18 48) ヴァルチャーが車の中でピーターを脅す所が怖すぎる。あんなの高校生が目の当りにしたらトラウマになるって。 -- 名無しさん (2022-05-17 10 01 55) ↑ それでも、娘を助けてくれたから一回は見逃してくれるんだからねぇ... -- 名無しさん (2022-05-17 10 26 47) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/etorarowa/pages/67.html
暗闇の中に、『スパイダーマン スパイダーバース』のBlu-ray DVDセットのケースが置かれた。 ☆☆☆ OK!じゃあもう一度だけ説明するね。 僕はマイルス・モラレス。 放射性の蜘蛛に噛まれてから、今まで数ヶ月間、この世にたった一人の『スパイダーマン』だ! 後は知ってるよね? 僕は他の次元からやって来た『スパイダーマン』達と一緒にキングピンの野望を打ち砕いて、 僕の世界の初代スパイダーマン『ピーター・パーカー』の代わりに、街とそこに住む人達を救う毎日を送っていたんだ。 そしたらある日……突然妙な事が起きたんだ。 本当に妙な事が。 どういう訳だか……僕はナノマシンと媚薬が入れられた首輪を付けられて、『殺し合い』に強制参加させられてしまったんだ! まるで『ハンガーゲーム』みたいだよ! 説明の場所には、僕以外にも何十人もの人達が集められていた……何の罪も無い人達を誘拐して、殺し合いをさせるなんて許さない! 僕は絶対に、この『殺し合い』を止めてみせる! ☆☆☆ 会場についてすぐ、僕は森の中をスイングしながら移動してた。 幸か不幸か、僕のスパイダーマンコスチュームのウェブシューターは取り上げられなかったんだ。 僕が会場に送られた時、周りには他の参加者達の姿はなかった。 一刻も早く巻き込まれた人を助けないと! 僕は木々の生い茂る森の中を急いで移動していく。 しかし、こうやって森の中をスイングしてると、アルケマックスに忍びこんだ時を思い出すなぁ……なぁ〜んて僕が考えていた時だった。 突然、目の前の空中に、背中から天使みたいな翼を生やした黒い服の女の子が現れたんだ。 しかも僕がスイングで移動しようとしていた場所に! 「うわぁっ!どいてぇー!!」 「……えっ?」 僕は女の子に向かって叫んだけど、少し遅かったみたいだ。 僕は天使みたいな翼のある女の子に、空中で正面衝突しちゃったんだ! 「うわあぁぁ!?」 「きゃあああ!?」 女の子の方も受け身が取れなかったみたいで、僕達二人は森の中に墜落しちゃったんだ。 「イタタタ……」 「うーん……」 幸い、小枝や落ち葉がクッションになっておかげで、僕も女の子にも目立つケガはついていなかった。 僕はぶつかってしまった女の子に覆い被さっている態勢になってて、女の子の方は地面に仰向けに倒れてた。 それにしても、改めて見てみるとキレイな娘だなぁ……。 歳はだいたい僕より少し上くらい。 銀色の髪を肩に付くか付かないかくらいに切り揃えていて、下手なアイドルやセレブ歌手以上に整った顔をしている。 背中から黒い羽根の翼が生えてる事と合わせて、なんだか教会の絵から抜け出したみたいな神々しさすら感じてしまう程の美少女だ。 グウェンやペニーとどっちが可愛いかなぁ〜……って、何を考えているんだ僕は。 「……大丈夫!?ケガしてない!?」 「う、うん……平気」 「ゴメンね!いきなりぶつかったりして……」 「私こそ、よそ見しててゴメンね」 女の子が僕に謝りながら起き上がろうとした時だった。 ふにょん! 「きゃっ!」 「……えっ?」 僕の手が、なんだかものすごく大きくて柔らかくて手触りの良い感触を感じ、女の子が小さな悲鳴を上げた。 ま、まさか……。 僕は恐る恐る視線を女の子の顔から下げる……そうしたら……。 僕の右手は、 目の前の女の子の、 スパイダー仲間のグウェンやペニーよりも三回りは大きな胸を、 鷲掴みにしていたんだ。 「うわあぁぁ!ご、ゴメン!!」 僕は慌てて、女の子の胸から手を離したけど……これが余計に不味かった。 ビリリッ! 『・・・えっ?』 僕はあまりに慌て過ぎていて、パワーの制御ができていなかったらしい。 僕の右手のひらは女の子の服にくっついていて…… 僕が手を離そうと瞬間、女の子の服の胸元の辺りの布が一緒に破けて…… 女の子の、 僕の数少ない女子友達であるグウェンやペニーよりも遥かに大きな胸が、 剥き出しになってしまったんだ! 「……キャアアアアアアア!!!」 「うわあぁぁ!?ごごごごゴメン!!」 女の子は剥き出しになった胸を両手で隠しながら悲鳴を上げ、 僕も慌てて女の子から顔を背けた。 クソっ!何やっているんだ僕は!? いくらわざとじゃないからって、これじゃあ『痴漢』と変わらないじゃないか!? 僕が自己嫌悪と罪悪感に震えていると……。 「……どうした!?大丈夫か!?」 ……僕と女の子の前に、また別の参加者らしき人が現れた。 黒い詰襟の服と赤いマフラーを身につけて、左手に包帯を巻き付けたピンク色の短髪の男の人だ。 ペニーに似ている顔つきからして、アジア系……それも中国か韓国か日本辺りの人だ。 「……えっ?」 突然現れた男の人は、固まってしまっていた。 それはまあそうだろうなぁ……。 何せ今、僕は全身タイツにマスク姿という格好で歳の近い女の子に覆い被さっていて、その女の子は服が破かれて胸が丸出しの状態なんだから。 うわぁ〜……自分の事だけど、凄い犯罪チックな光景じゃないか。 「あ〜……」 男の人は僕達を眺めながら顔を赤くして、頬を指で掻きながら所在なさげにしていた。 そして…… 「……す、すまない。邪魔をしたみたいだ。ちゃんと避妊するんだぞ」 ……おもむろにそう言うと、僕達から背を向けて歩きだして…… 「いや待って!ちょっと待って!!」 ここで変な勘違いされたまま立ち去られると、不味いんだけど! 僕、レイプ犯扱いされちゃうよ!! 僕は必死に男の人を呼び止めた。 ☆☆☆ 暗闇に置かれた『スパイダーマン スパイダーバース』のBlu-ray DVDセットのケースの両脇に、 テレビアニメ版『うたわれるもの』のDVDボックスと 『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』のBlu-rayボックスが置かれた。 ☆☆☆ 私、カミュ! オンカミヤムカイの第2皇女! 今はお姉さまと一緒にトゥスクルって國にいるの! 友達はアルちゃんとユズっち! ☆☆☆ 俺は人吉爾朗(ひとよし じろう)。 厚生省所轄『超過人口審議研究所』……『超人課』のメンバー……いや、『元』メンバーだ。 俺は超人課の一員として、超人を守る為に努力を重ねてきたが……ある事情から超人課を出て、今は在野の一人として超人を守る活動を続けている……俺については、こんなところだ。 ☆☆☆ 「ハァァァァ……」 僕は森の中で体育座りしながら深い、深〜〜いため息をついていた。 後ろからはごそごそと衣擦れの音がしているけど、僕はまっすぐ正面を向いていた。 そこに、あのピンク色の髪の男の人が僕の背中にポンっ!と手を置いた。 「まぁ、その……悪かったな。色々勘違いして……」 「いや……元はと言えば僕が悪いから……」 ピンク髪の男の人から背中を擦られながら、何だか自分が無性に情けなく思えてきた。 『参加者を救う』とか息巻いてたのに、見ず知らずの女の子に、不可抗力とはいえ痴漢まがいのことをするなんて……大したヒーローだよ、僕は。 これじゃあ、ピーターやグウェンに笑われちゃうなぁ……。 「えっと……もう良いよ」 背後の衣擦れの音が止んで、あの黒い翼の生えた女の子の声がした。 どうやら支度が終わったみたいだ。 振り替えると、さっき僕がセクハラを働いてしまった翼の生えた銀髪の女の子が、大きな木の根元にちょこんと座っていた。 さっき僕が破いてしまった服の胸元には、隣にいるピンクの髪の男の人が首に巻いていた赤いマフラーが巻かれて、胸を隠していた。 まぁ、よく見るとだいぶ胸の谷間が見えるんだけど……丸出しよりはまだましな格好だ。 僕は女の子に向き直ると、前に社会の授業で教わった日本における最大級の謝罪を表す姿勢……『ドゲザ』のポーズをした。 「……本当にゴメン!!わざとじゃないとはいえ、女の子にあんな真似しちゃって……本当にゴメン!!」 「もう……別にもう気にしてないって言ったじゃない。あれは事故!もう忘れようよ?ね?」 とんでもないセクハラをしてしまった僕を、黒い羽の女の子は軽く許してくれた。 優しい子だな……。 もし学校のクラスメートに同じ事したら、例えわざとじゃなくても一生口聞いてくれなくなっちゃうのに……。 「……あ」 そこで僕はまだ自己紹介をしていない事に気づいて、マスクを外した。 ピーターには『誰にも正体を明かすな』って言われたけど、あんな真似を働いちゃった相手なんだからしっかり顔を見せて挨拶しないと。 「えっと……遅くなったけど、僕はマイルス」 僕は女の子に右手を差し出した。 「……私はカミュ。よろしくね、マイルス君?」 女の子……カミュはニッコリ笑いながら僕の手を握り返し、僕らは握手を交わした。 散々な出会いだったけど、思えばグウェンの時も似た感じだったんだ。 きっとカミュとも友達になれる。 確証はなかったけど、僕にはそう思えた。 「……俺もまだ名乗ってなかったな」 それまで黙っていたピンク色の髪の男の人が、握手し合う僕とカミュの手の上に自分の手を置いた。 「……人吉爾朗(ひとよしじろう)という。よろしくな」 男の人……爾朗さんの顔には、優しげな微笑みが浮かんでいた。 ヒトヨシジロウ。 やっぱり日本人なんだ。 日本人は黒髪黒目が多いって聞いたけど、ピンクの髪の人もいるんだ……僕は変なところで感心してしまった。 「うん!よろしくね、ジロウおじ様!」 爾朗さんに向けてカミュは笑顔を向けていたけど、それに対して爾朗さんはなんだか複雑そうな表情を浮かべていた。 「お、『おじ様』……俺はまだ20代なんだが……」 あぁ〜。 爾朗さんの呟きを聞いて、僕は爾朗さんの気持ちを理解してしまった。 確かに……20代の人が若い女の子から『おじ様』と呼ばれるのは色々複雑な気持ちだろう。 というか、『おじ様』というのは、単に『おじさん』と呼ばれるよりも老けているイメージがある呼び方だ。 僕の知り合いだと、ノワール辺りにピッタリなイメージがある。 まぁ……ノワールも若い女の子から『おじ様』なんて呼ばれたら、複雑な気持ちになりそうだけど。 「あっ!ゴメンね、ジロウ『お兄様』!」 「いや……その呼び方もちょっと……」 「……ハハハ」 カミュとコントみたいな掛け合いをする爾朗さんの姿が滑稽に思えて、僕は笑いを漏らしたのだった。 【マイルス・モラレス(スパイダーマン)@スパイダーマン スパイダーバース】 [状態] 健康、罪悪感と少々の自己嫌悪 [装備] スパイダーマンのコスチューム@スパイダーマン スパイダーバース、ウェブシューター@スパイダーマン スパイダーバース [道具] 基本支給品、不明支給品1〜3 [思考・状況] 基本 人を助ける 1 カミュと爾朗と行動する 2 僕はなんて事を! 3 カミュの胸……柔らかかったな 4 スパイダー仲間がいるなら、合流する [備考] 本編終了から数ヶ月後の時間軸からの参戦。 スパイダーマンのコスチュームは支給品ではありません。 ウェブシューターはコスチュームの付属品です。 【カミュ@うたわれるもの】 [状態] 健康、服損傷 [装備] 人吉爾朗のマフラー@コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜 [道具] 基本支給品、不明支給品1〜3 [思考・状況] 基本 人殺しはしない 1 マイルスや爾朗と行動する 2 知り合いがいるなら合流する [備考] 『散りゆく者への子守歌』〜『偽りの仮面』の間のどこかから参戦。 服の胸元が破けており、人吉爾朗のマフラーを胸元に巻いています。 【人吉爾朗@コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜】 [状態] 健康、首周りが涼しい、少しショック [装備] 無し [道具] 基本支給品、不明支給品1〜3 [思考・状況] 基本 人を助ける 1 マイルス、カミュと行動する 2 『おじ様』と呼ばれてショック 3 知り合いがいるなら合流する [備考] 第二期(THE LAST SONG)の中盤から参戦。 まだ『おじ様』と呼ばれるような年齢ではありません。 カミュに自身のマフラーを貸しています。 【スパイダーマンのコスチューム@スパイダーマン スパイダーバース】 マイルス・モラレス(スパイダーマン)@スパイダーマン スパイダーバースの初期装備。 マイルスやピーター・パーカーを初めとする蜘蛛の力を持ったスーパーヒーロー『スパイダーマン』が、ヒーロー活動を行う際に着用しているクモの巣模様の全身タイツ。 マイルスの物は黒地に赤いクモの巣模様が描かれている。 【ウェブシューター@スパイダーマン スパイダーバース】 スパイダーマンのコスチューム@スパイダーマン スパイダーバースの付属装備。 化学合成した蜘蛛糸を発射するスパイダーマンの代名詞的アイテム。 元々は『初代スパイダーマン』ピーター・パーカーが開発した物だが、マイルスが装備している物はピーター・パーカーの叔母メイが作った物。 【人吉爾朗のマフラー@コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜】 人吉爾朗が元々所属していた超過人口審議研究所(通称・超人課)からの出奔後に常に首元に巻いている真紅のマフラー。 現在は服の胸元が破けてしまったカミュ@うたわれるものに貸し出され、カミュの胸元にさらしのように巻かれている。